静粛に

L.A.コンフィデンシャルの静粛にのネタバレレビュー・内容・結末

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ガイピアースって『メメント』だけの俳優だと思ってたけどめっちゃ良いな。

生真面目で堅物なエド、直情的だが人情味にあふれるバド、自己顕示欲が強く要領の良いジャック。三者三様の生き方がどれもカッコいい。

レイプ犯の弱点を突いてブラフも織り交ぜながら情報を引き出し仲間に認められるシーンがめっちゃ良い。

ダドリーからの「更生の余地のない犯人を背中から撃てるか」という問いかけを拒否したジャックがダドリーの背中を撃つのはシブい。でも個人的にはジャックには清いままでいて欲しかった。

ナイトオウル、スーザンの死、レイプ事件、白百合の館、・・・・・・。一回見ただけだと処理しきれないほど要素が多くてごちゃついてる気もする、もう少し要素を減らしても成立するだろうしスッキリしそうだけどな。

スーザンの遺体に生前の姿がオーバーレイする演出がクソダサい、もっと他にやりようがあるだろ。

『L.A.ギャングストーリー』ではミッキーコーエンを捕まえてハッピーエンドだったけどその後こんなにゴチャついてるのちょっと笑っちゃうな。
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