静粛に

ジャンゴ 繋がれざる者の静粛にのネタバレレビュー・内容・結末

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

タランティーノ映画で一番ハマった。登場人物全員癖が強くて最高。

シュルツの配役がクリストフヴァルツなせいで絶対途中で裏切ると思いこんでた。ハラハラしながら観てたらシンプルにめっちゃ善人で最高。セリフ回しもめっちゃ良いんだよな、保安官に化けてた牛泥棒を殺した後の演説がマジで最高。奴隷制を忌み嫌い解放する一方で賞金首なら子供の前でも撃ち殺し、カルビンに金は払うが握手は拒む高潔さだったり人間として一本筋が通ってる感じが素敵。

カルビンは物腰柔らかで一見紳士的だが他人を道具としか見ていないサイコパスっていうのがジャンゴ&シュルツと正反対で面白い。逃走したダルタニアンに対して子供に言い聞かせるかのように死ねと伝えるシーンなんて悪役として最高。

片手にライフルを持ち裸馬に乗って駆けるジャンゴ最高にイケメン。

ウィルソン・ラウギャングを殺した時、挨拶するかのように帽子に乗った薬莢を落とすシーンかわいい。

映像もめっちゃ良い。ミシシッピに向かうため雪の積もる荒野を駆けていくシーンがすごい綺麗。
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