ダオ

恐怖のメロディのダオのレビュー・感想・評価

恐怖のメロディ(1971年製作の映画)
4.0
1971年にアメリカでつくられたクリント・イーストウッド監督作品。カリフォルニアにある海辺の町でラジオDJをしているデイブは行きつけのバーでE・ガーナーの名曲『ミスティ』を毎晩リクエストしてくるエブリンと出会う。デイブは出来心からエブリンと一夜を共にしてしまい……。

この時代にストーカーなんていう概念はなかったんでしょうね。ということは見る者は彼女を精神異常者ということでその恐怖を感じたんですかね。しかしがっつりストーカーですね。自業自得とはいえ不憫だわデイブさん。まぁこういうのと関わりたくないから人と接するの邪魔くさい。

しかし人の良すぎる妻はそういうこと考えなしに人と話しちゃうんだよな。近所に住む某新興宗教団体のオバさんとまぁ必要以上に話すんだわ。「お天気ですね」「そうですね」でいいのに「洗濯物が乾きます」かなんか付け足しちゃうもんだからあっちも(商売柄)話好きだからずるずると駄弁る。

つい先週なんてオメェ100パー新コロかかってるだろ! って咳したそのオバさんに話しかけちゃうんだもんな。「3週間前に風邪ひいたまま体調おかしいのよ」なんて言ってるけど絶賛罹患中だわあれ。こういうときは「お大事に」って離れりゃいいのに「どんな症状なんです?」なんて聞くもんだからさすがに「お店の予約時間せまってるんで!」ってあたしが嘘ついてその場を脱出するという。良くそのオバさんに出会うんだがもうすでに我々は……。
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