てるる

THE JUON/呪怨のてるるのレビュー・感想・評価

THE JUON/呪怨(2004年製作の映画)
3.0
ビデオ版が当時としては結構怖かったし、絶望感もあって面白かった。

その劇場版で既に怖さ半減なのに、ハリウッド版となるともはやコメディ。
劇場で観た時もエレベーターの俊雄に吹いた🤣

しかも主役にサラ・ミシェル・ゲラー、ビル・プルマン、クレア・デュヴァルなどそこそこ有名俳優使うから尚更。

ストーリーラインとしても主人公を外国人にすげ替えただけ感が強いので新鮮味もない。

もちろん海外の人はビデオ版もオリジナルの劇場版も観てないだろうからリメイクする意味はあったかもしれない。

あのサム・ライミが製作に加わってるのは、それだけ期待値も高かったんだろうけど。

しかしストーリーも過去と現在いったり来たりで分かりづらい。

しかも意味不明に過去を追体験させるシステムで謎を暴くのがテキトーすぎ。

「リング」はそこに謎解きのような面白さがあったんですよね。

もちろん「呪怨」は得体の知れない不気味さで、両作は似て非なる面白さなのは分かる。

でもハリウッドリメイクなら、世界に向けて発信するならもっと脚本練り込んで欲しかった。
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