名探偵コナン 11人目のストライカーのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

青山剛昌原作コミックの人気アニメーション劇場版シリーズ第16作目である本作。

印象としては可もなく不可もなくといったところですかね。大まかなあらすじは良しとしても、展開は強引ですし、演出にも無理がある。アニメだからと言ってしまえばそれまでだが、どうしても気になるのはやはり、犯行に至るまでのプロセスの薄さと、それとは対照的に大胆かつ繊細な犯行計画。これが複数人の犯行なら納得はいくのだが、単独犯でここまでの事が出来るのか。あと、少年探偵団の後先考えない行動力はわかるが、誰でも危険と判断できる状況下であっけらかんとしている様に違和感が。他にも気になる点が多々あり、本作は物語や推理というよりはアクションやゲスト声優がメインで、劇場版としてはあまり向かない内容のように感じました。ご都合主義と言われても仕方がないですね。言ってしまえば、TVスペシャル程度の作品ですし。本作は片手間程度に観るくらいが丁度良いかと。最後に一応触れておきますが、ゲスト声優は本当に酷かった。