ドカーン!大爆破!! 燃え盛る炎の向こうから一羽の鳩が飛んでくる。そして、その後ろに見えるのは悪人を見つめて炎を横切るトム・クルーズ、、
カッコイイ。エグくカッコイイんだけど、やり過ぎててもう笑えてくる。
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「編集された各コマに詩が見える」
ジョン・ウー監督の撮る映像に対して、トム・クルーズはそう語った、、
「バイオレンス色は強いが、その中に温かみがあるよ」
「“ウーイズム“とでも名付けるべきだね」
とも、トム・クルーズは語った。
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もうジョン・ウー作品の虜だろこれ笑笑
"ジョン・ウーの一連の過去作を観て惚れ惚れしたトム・クルーズが、ミッションインポッシブルシリーズ2作目の監督としてジョン・ウーを抜擢した。"
そんな事をネットのどっかしらで見かけたなぁって思ってたら、どうやら本当っぽそう。
「各コマに詩が見える」とまで言ってしまうのだからねぇ笑笑
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「アクションには自信がある」
そう言い放つのは香港の熱血爺さん、ジョン・ウー監督。
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「男たちの挽歌」「男たちの挽歌Ⅱ」「ワイルド・ブリット」「ハード・ボイルド」「フェイス/オフ」、、
これ全部監督した人だぜ? この言葉には嘘偽り一つも無いでしょう。上記の作品を観た観客も“そりゃそうだろな“って思うだろうし、自ら撮った監督自身だって自分がどれほどバカカッコイイアクションを撮れるかってのはようわかっとる事でしょうよっっ。
「お前、神を信じるか」「信じるさ。俺が神だ。人間こそが神だ」な自信満々の熱血爺ジョン・ウーと、既に第2のジャッキー・チェンと化していた命懸けの映画人トム・クルーズ。
やっぱり間違いなかった。これは大傑作。
当時のハリウッド式な安心設計とジョン・ウーの理想とが見事にガッチリはまりまくり。
脚本こそハリウッド式ではあるものの、その中でもジョン・ウーは自身の信念に従って映像演出やキャラ造形、アクション演出に意見を出していたそう。
本編観れば分かるとおりだけどっっ笑
正直、「フェイス/オフ」に対しての見方ちょっと変わったかも。あちらも、ハリウッド×ジョン・ウーの化学反応バッチバチな傑作に間違いない。
香港と違うのは当然。その違いの中でいかに自分らしさを出し切り作品の質を高めるか。
ジョン・ウーはその点においても大成功してたんだわなっっ。
追記
私の大好きな映画監督トップ2、ブライアン・デ・パルマとジョン・ウー、どちらもその奇抜な作家性に目をつけられて、トム・クルーズに抜擢されてミッションインポッシブル撮ってるの、運命感じるわ。
で、どちらもなんだかんだ やる気になってて最終的には特色を盛り込みつつ大傑作なエンタメを作り上げては大ヒットかまし、次作からコケ始めるっつう笑笑 それもまた傑作なんだがな、、
どうだいっっ!凄いだろ! あっしの好きな監督は よっっ笑笑