このレビューはネタバレを含みます
カラックス監督、ベッソン監督と共に“恐るべき子供たち”と呼ばれたべネックス監督によるヌーベル・ヌーベルバーグ作品。
素敵すぎた…。音楽映画でありラブロマンスでありノワールでありクライムサスペンスでもある本作。浮世離れした人物像や空間、台詞や色彩が作る芸術的で寓話的な異世界は、カッコよくもあり可愛くもありオシャレでもある。雰囲気映画でもあり脚本もしっかりした映画だし、収束の仕方も心地いいし、もう完璧すぎる…。一言で言うなら、どの型にもはまらない魅力的な映画。
2人のデートのような夜明けに見たい一作。
この時代のフランス映画、どんどん観ていきたい！
