オーウェン

ことの終わりのオーウェンのレビュー・感想・評価

ことの終わり(1999年製作の映画)
3.6
人妻サラと不倫関係にあったヘンドリックス。
突然の別れから2年経ち、運命的な再会で燃え上がるが、そこへ戦時中の空爆が襲う。

恋愛もののドラマだと思っていたら、実はそこにはミステリーが仕込まれている。
なぜ別れなければならなかったかや、この二人に絡む第3の男の存在。

この時代の雰囲気をニール・ジョーダンは忠実に再現しており、難しい役柄をさらりとこなすジュリアン・ムーアが素晴らしい。
愛していたのに別れるゆえの苦悩をしっかりと見せつける。

格調高い恋愛ミステリーの出来になっている。
オーウェン

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