三人寄ればデントナ内野手

脅迫(おどし)の三人寄ればデントナ内野手のネタバレレビュー・内容・結末

脅迫(おどし)(1966年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

(体は汚されなかったと)首を振る妻(春川ますみ)を労るのではなく、いきなり無言でビンタする夫のクズっぷりにドン引きして、そこから全く三國に感情移入できず。
さすがに悪かったと思ったのか知らんが、その晩有無を言わさずヨメに乗っかってコトを済ませるってのも酷い話。

無口でボサーっとした男だけど最後はさぞかしブチ切れて反撃するんだろうなと、そこだけを期待してたのだが、想像の斜め下をいく地味~(かつ無言)な反撃方法でスッキリできなかった。
三國のあの図体で本気出したらちっちゃい西村晃なんて抱えあげて地面に投げ落とすとか余裕でできそうだけど、なぜか妙なリアリティにこだわって地味な攻撃になったのが残念。

ダメな父親だったけど最後に威厳を取り戻した!って話なんだろうけど、あのビンタは一生恨まれるであろう一番やっちゃいけない行為。