観たことがあるはずだけど ちっとも覚えていなかったが、その程度の作品。色々とこだわった演出はさすがヒッチコックだけど。貧にせよ富にせよ身分違いで結婚して妻が疑心暗鬼になるのはこの時代の映画によくあるパターンで、これもそう。本作は富のケースなんだけど、ジョニーがヒモというかクズ過ぎるし、まんまと騙されて全て許すリナにもイライラさせられ通しで感情移入も集中もできなかった。ハッピーエンドに見えて実は何も解決していなかったりして笑。大好きなジョーン・フォンテインはやっぱり美しい。ところで同時代の他の映画と比べても画質が圧倒的に悪すぎるんだけど、アマプラのせいなのか元からそうなのか、残念。