断崖の作品情報・感想・評価

「断崖」に投稿された感想・評価

パラノイア系だが、微妙。どっちに転んでも与太者という点は面白い。どうでもいいけどケイリー・グラントってサイコパスっぽい雰囲気。
sickboya

sickboyaの感想・評価

3.8
恐怖というものは、自分の中の疑惑から生じ肥大化していくことだということに気づかされる映画だった。

スマートな役柄が多いケーリー・グラントが、ダメ男を演じるのは珍しい。

定職にも就かず、派手に遊びまわるジョニーは全然信用出来ないダメ男。
そして、遊びや新婚旅行のツケで借金までしている。
周りで起こる事件とそんなジョニーの不可解な行動から、段々と妻のリナはジョニーのことを疑うようになる。

ジョニーの行動は疑われて当然だが、些細なことから相手への妄想が肥大化して嫌悪や恐怖を生み出すしているのは、私達にも言えることだ。
nutaki

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4.0
1941年のヒッチコック作品。
原作はフランシス・アイルズ。
アントニー・バークリーの別名である。
『毒入りチョコレート事件』で有名なアイディアが素晴らしい作家で好きだ。
この原作は未読だが、同じフランシス・アイルズ名義で書いた『殺意』が面白かった。
内容は似ていて、妻を殺そうと企てる話である。

今作は、ヒッチコックの作品の中ではあまり有名ではなく評価も低いが、ヒッチコック作品で唯一のアカデミー主演女優賞をジョーン・フォンテインが取っている。
このジョーン、日本生まれだそうだ。
父親は離婚した後、日本人の家政婦と再婚したという(後に離婚)
ジョーンは長生きして、2013年に96歳で亡くなった。
生涯で4度の結婚をした。
相手役のケーリー・グラントは結婚5回ですと!
しかも結婚前はゲイの噂もあったとか。
くっついたり離れたり、忙しいですのぅ。

主人公のリサは、結婚してから夫ジョニーの借金やバクチなどが分かり、不信な行動も気になり出す。あらゆる疑念を抱き始め、それがだんだんとエスカレートしていく。
ジワジワと迫る恐怖感を不気味な音楽に乗せていくのは、ヒッチコックならでは。
断崖を走る車のシーンはハラハラ。有名なミルクの演出!
カメラもうまい。
2人の会話がやや舞台調で大げさだがこの時代はそういうのが多い。
ジョーン・フォンテインが美しく可憐。
特別な美人ではないが、育ちの良い上品な雰囲気があり、スタイルも良い。
ケーリー・グラントはヒッチコック常連だが、今作ではまだ30代と若く、キリッとした締った顔つき。

作品自体は地味だが目が離せない展開、99分という短めでさらっと観れる。
ラストは余韻を残す。
裏切られたようなそうでないような。
またしてもヒッチコックの思う壺にはまるのである。
s

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3.7
ミスリードさせていくのが上手い。

あと、ミルクのシーン。
あそこは忘れないと思う
rico

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3.8
繰り返されるモチーフの使い方、有名なミルクのシーンなどさすが。
でもラストがちょっと拍子抜け。
ジョーン・フォンティン綺麗だと思ったらオリヴィア・デ・ハヴィランドの妹なのか。しかも東京生まれって、、、。
【よく喋る男には気を付けろ!】
◉1942年度アカデミー賞主演女優賞(ジョーン・フォンテイン)受賞。
なんだよー、ケイリー・グラントめっちゃハンサムだけど、ムカつく男じゃないか!容姿端麗、口達者、セクシー、プレゼント攻撃、そりゃお嬢様も恋に落ちるわ。
伊達男・ジョニー(ケイリー・グラント)と駆け落ち同然で結婚したお嬢様リナ(ジョーン・フォンテイン)が夫の素性に疑問を感じ、最終的には保険金目的で自分を殺そうとしているのではないかと疑うというサイコスリラー。あのカッコよかった旦那が徐々に不気味に見えてくる。さすがヒッチコック。笑っているグラントがめっちゃ怖い。
ジョーン・フォンテインはヒッチコック作品で唯一オスカーを受賞した女優。スタイル良くて美しい。
個人的にジョニーがプレゼントで突然買ってきたテリア系の犬がいつも役者の後をついて歩いていて可愛かった。シーン的にはシリアスなのに、このワンコがチラチラ映るとほっこり。
MURANO

MURANOの感想・評価

4.0
結末は少し消化不良なのだが、その理由はクライマックスの前であまりに大きな緊迫感を味わってしまうから!

畳み掛けるようにジョニーへの疑惑が次々に降りかかってくる後半、自然とリナの視線に立って状況を眺め、気づかないうちにジョニーを疑い、妙に深読みしてみたり、ヒッチコックに手玉に取られるように誘導されてしまいます。

ジョーン・フォンテーンの疑惑による不安感を表す表情も見事です。

そして、やっぱり有名なミルクの場面ですよね〜。

画としてあまりに鮮烈。ミルクの中に電球入れて撮影したという逸話が、演出効果を最大化する手段として印象的です。
otom

otomの感想・評価

4.1
清々しいまでにクズ風なケイリー•グラント。違うんだけど、冷静に考えるとやっぱりクズだよなぁ。そしてジョーン•フォンテインのお人好しと云うか馬鹿っぽい辺り、双方の性質があってこその作品なのでしょう。カメオのヒッチコックも確認。鑑賞者を釘付けにする手腕は流石。良作。
M2

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2.4
あの有名な監督さんのミステリーなので、観たが、面白さがわからなかった…
国領町

国領町の感想・評価

3.0
★★★liked it
夫に対して“疑惑”の念に取り憑かれた妻を描いたヒッチコックの心理スリラー。
ラストのENDでえっー
これってどんでん返し?
ラストまで引っ張られるドキドキ感が楽しめたからいいか。
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