ともちん

ウエスタンのともちんのレビュー・感想・評価

ウエスタン(1968年製作の映画)
4.0
西部開拓時代の勧善懲悪モノ。
西部劇には、男臭さのイメージがあり抵抗があったけれど今作はエンニオモリコーネの現代的で美しい音楽が西部劇のイメージを変えていた。
世界中を容易に、そして自由に行き来することが可能になった今の時代だけれど、今作はアメリカに汽車が作られている真っ最中が描かれ、そこにロマンが詰まっている。
新婚生活を始めるはずだったが、悪によって新郎を殺されたヒロインが新郎の想いを受け継ぎ一人で強く生きてゆこうとする姿勢は感動的。そしてその役を演じるクラウディア カルディナーレは美しく、強い女性を見事に演じていた。
また年を重ねてから再見してみたい作品。
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