ウエスタンの作品情報・感想・評価

「ウエスタン」に投稿された感想・評価

あず

あずの感想・評価

3.8
「続・夕陽のガンマン」と比較して洗練された叙事詩的作品って感じがしたけどちょっと長くて退屈に感じてしまった
beplum

beplumの感想・評価

4.2
列車とか砂埃の街とか西部劇的なモチーフばかりなのにどことなく物悲しいフロンティアの終わりの感じが切ない。
やや長いけどもチャールズ・ブロンソンのハーモニカの旋律がえらいエモい。
ヘンリー・フォンダのスカイブルーの瞳と焼けた肌が印象的。
周夫の声で喋るブロンソンは強すぎる。
犬

犬の感想・評価

4.0


セルジオ・レオーネがアメリカで監督した西部劇

西部劇といえばこれ!

ラストのクライマックスに向けて、、

でも、西部劇が苦手な人には長いかも
ゆったりと鑑賞するやつですね

いつ撃つか分からない緊張感
やっぱり早撃ちですね〜

汽車のシーンが面白かった

ヘンリー・フォンダは悪いやつ
チャールズ・ブロンソン渋すぎ
クラウディア・カルディナーレもスゴくイイ
やっぱり皆んなカッコイイですね!

モリコーネの音楽も流石
長い長い西部開拓時代のいつか何処かであったかもしれない西部劇
男臭いハードボイルドな西部劇にミステリー要素も加えられています
間の取り方も音の使い方もカメラワークもキャラの出し方も全てが芸術的
冒頭シーンなんかはまさに音の芸術
焦らしに焦らすクドい演出も最高です
一気に惹き込まれました
町をめぐって多くの男たちが血を流すが、最後に希望に満ち溢れた顔で笑っていたのはジルという女性… ってところにそこはかとなく『荒野の七人』との共通点を感じました
最後の決闘シーンには固唾を呑む…!
極上の3時間でした
正直 うーん て感じ 長いし

確かに 名作の風格はあるが、個人的なレオーネ作品の好きな所はドル箱三部作にあったようなシュールさ、活劇っぽさ、キザ感とかの一種の軽さをなんだなーと自分の中で納得した

あと好きな顔の男性キャラがいなかったのも残念

エンニオモリコーネのスコアも 今回はパッとしない

回想シーンが現在の決闘に繋がるシーンは良かった
yokko

yokkoの感想・評価

5.0
2018年映画初め。

殆ど予備知識も無く鑑賞したが、面白すぎてびっくり。
3時間の長さを全く感じず、むしろラストではあまりにも早く映画と引き離されたような気持ちになり寂しかった。

完璧な配役で全てのキャラクターに愛着が持てる。
長い映画だが、シーン、ショット、ストーリーに無駄がなく監督の《表現》に付き合わされているような気分にならない。

本当に最高。今年はいい年になりそう!
rika

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4.0
構図も音楽もキャストも素晴らしい名作。
渋い。でもとぼけた要素もあり。シャイアンがいい。
シズヲ

シズヲの感想・評価

4.9
再び傑作。ドル箱三部作から連なるこの凄みには敵わない。フロンティアへの深い情感、長回しとアップが生む緊張感、エンニオ・モリコーネが手掛ける音楽、そして男達の哀愁……まさしくセルジオ・レオーネ西部劇の総決算。荒々しくも美しい風が吹く作品。

マカロニ・ウェスタンらしいドル箱とはちょいと毛色が違っている。良い意味での気品があるんだよね。作中では人々が生活を営む風景と溢れ出る詩情、そして終焉に向かいつつある西部開拓時代が印象的に描かれている。情緒ある雄大な景色が画面上で展開されていて、それが確固たる世界観を築いてる。時代の流れに取り残されていく男三人の渋さも本当にかっこよくて、引き込まれるような寂寥感に満ちていた。気丈で逞しい女性として描かれるヒロインも魅力的。

続夕陽~と同様のゆったりとした描写や長回しはやはり秀逸。人によっては冗長に感じるだろうけど、とにかくあの静寂が生む緊張感が堪らなく好き。沈黙を切り裂くような刹那の早撃ちは本当に痺れる。登場人物の顔をクローズアップする演出も濃厚な絵面を生み出していて相変わらずグッと来る。

三時間近い長編なのに最初から最後まで全く飽きさせない圧倒的な完成度。マカロニらしい低俗さはかなり控えめだけど、それを差し引いても十二分に楽しめる大作だった。
greatman

greatmanの感想・評価

4.8
一言で言うと「復讐に生きた男と女」
[あらすじ]
いよいよ鉄道が敷かれようとしていたアメリカ西部の砂漠。その土地を買った移住者のマクベインを、鉄道局の悪徳役人と冷酷なガンマン、フランクが付け狙う。やがてそこへ、マクベインの婚約者ジルやハーモニカが得意なひとりの凄腕ガンマンがやって来ると、マクベインは何者かに銃殺されていた。彼を密かに殺していたフランク一味は、今度は土地の所有権を引き継いだジルを執拗に狙い始める。だが、そこに立ちはだかるハーモニカの男。彼はある恨みを晴らすため、復讐の機会を窺っていたのだった...。

アマゾンプライムにて。
文句なしの傑作です。
まさに”画面が語る”とはこういう事だと思います。
その代名詞的なシーンが冒頭10分のオープニング。セリフも無い。面白味もこれといって無い。でも何故か惹きつけられる魅力を感じるものがある。
顔に蠢く蝿。帽子に落ちる水。向かってくる列車。突然鳴るハーモニカ。瞬時の早打ち...このローテーションにセリフを極力入れない且つ効果音を誇張することでこれほど素晴らしいオープニングを飾れるのだと思いました。
登場人物も魅力的で、復讐に生きるハーモニカ。冷酷な殺し屋フランク。無法者のシャイアン。夫を殺されたジル。この登場人物がメチャクチャカッコ良くて、まさにハードボイルドという名前が似合う様でした。
ただ、監督のこだわり強さが結構あるせいか165分となかなかの長編でもうちょい短くできたんちゃうか?と思ったのでそこが残念でした。
でも、全編から溢れ出る男のロマンやハードボイルドな雰囲気を醸し出す傑作であることは間違いないです。
自分の観た数少ない西部劇映画の中でもトップクラスの上質さを誇る映画でした。
コンディションが相当良くないと最初の10~20分で寝てしまう危険もあるけど、集中して観ることができれば相当惹き込まれる。
ワンシーン、ワンショットが以上に長いけど、それが癖になりそう。
個人の物語も語った上で鉄道や駅の建設など西部そのものを描いているのも素晴らしいし、西部劇に必要な要素が全て揃っている。
レオーネ作品で初めて女性の大役を演じたクラウディア・カルディナーレもさることながら、ヘンリー・フォンダの冷酷な悪役が映画の格を上げている。大スクリーンで一度鑑賞したい。
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