勝ち組のインテリ男子だけど今回の
主人公も相変わらず薄っぺらな小物感
が否めないのにどこか控えめというか
品がよくてキライじゃなかった。
あの美しいくびれの誘惑からふと
我に返る瞬間の ぐるぐると渦にのみ
こまれるように駆け下りてく階段の
ドラマティックな演出に痺れる。
順風満帆で豊かな日常のなかに潜む
焦燥や欲望、無いものねだりの強引な
刺激に翻弄される主人公の足掻きに
ちょっと寄り添える気もして憎めない
魅力がある。
販売員にしろ 秘書やベビーシッターに
しろ、結局のとこ 登場する女子はみんな
彼の心のうちを見透かしてるような、
それぞれの領域で 手のひらの上で転がし
てたようにも感じられておもしろい。
何気に嫁目線で観てたので 彼女の元に
かえり丸く収まるラストに安堵した。
彼の妄想に出てくる教訓話の歴代ヒロイン
たちが前とは雰囲気が違ってて素敵でした🌸