愛の昼下がりの作品情報・感想・評価

愛の昼下がり1972年製作の映画)

L' AMOUR L'APRES-MIDI

上映日:1996年02月03日

製作国:

上映時間:98分

ジャンル:

3.9

『愛の昼下がり』に投稿された感想・評価

倦怠期をこう描くのはやっぱ、括弧つきのフランス映画ってロメールのことなんじゃないかと思ったわ。出来不出来の話じゃなくって(まあロメールではいいほうなんだけど)。「妻を抱くことを通してすべての女を抱く…

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「結婚して以来、すべての女性が美しく見えるんだ」

結婚を絶え間ない束縛と感じ、逃げ出したいと願う男。「安らかな幸福」が永遠に続くことが我慢ならなない。妻への愛はほかの女性を輝かせ、空想のなかで無数…

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E・ロメールの「六つの教訓物語」シリーズ最後を飾る作品。妊娠中の妻と幼い娘と暮らす弁護士のフレデリックは、不満はないがどこか満たされない日々を送っている。(B・ベルレーとF・ベルレーは実生活でも夫婦…

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クロエの唐突さと積極性

赤ちゃんにしたことを偶然クロエの時にして我に帰る場面圧巻
UE
3.9
男がちゃんとしてくれてよかったーマジで。
妊婦の身体に欲情するというのが文学的。
K
4.1

エリック・ロメールを少しずつ。
監督本人のことを調べたりもしながら。

特に構図がどうとかカメラワークがどうとか、奇抜なこと、特別なことをしているようには見えないのに、画面がすごく魅力的に感じられる…

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ヨシ
3.9
ロメール作品の哲学要素が好き

だけど、こんなに都合よく、奥さんにバレずに女性遊びができるものかな?予定調和に見えなくもない
4.2

【鑑賞メモ】
カーテンに透ける光。
綺麗な水色の壁紙。
ジャケットから覗くインナーの色。

ロメール特有の、モスグリーン風味の水色みたいなマットな質感が、本作では特に映えていて、画が美しい。
昼下が…

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ぱん
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電車、視線、秘書、カシミヤ、ぴちぴちのシャツ、浮気、妄想、教師、友情、バスタオル、ブティック、タートルネック、意気地なし
このレビューはネタバレを含みます
再見。光るペンダントの魔法も、ベアトリス・ロマンにだけは通用しない!笑。
情事ではなく、愛へと着地した昼下がり。《六つの道徳的物語》最終章。

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