愛の昼下がりの作品情報・感想・評価

愛の昼下がり1972年製作の映画)

L' AMOUR L'APRES-MIDI

製作国:

上映時間:98分

ジャンル:

4.0

「愛の昼下がり」に投稿された感想・評価

あー

あーの感想・評価

4.8
奥さんが大好きで子供もいて何不自由ない男が不倫するかどうかだけの話なのにめちゃくちゃ面白い!
クロエに最初あまり魅力を感じなかったのにどんどん好きになってく感じがいい
魔法のペンダントで出会う女性全てを虜にしていく妄想も大好き
ラストは唐突だけどそれも最高
「愛の昼下がり」って邦題がこの作品を観た後だとさらに好きになる
Johnson

Johnsonの感想・評価

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相手の意思を無力化する磁気を発する小さな装置を首から下げている男は、通り過ぎる女性で装置の効力を試すと、思うがままに女性たちを自分の虜にしていく(男の空想)。

謎の装置が登場するシーンはファスビンダーが撮ったかのようなCGに頼らないレトロなSF映画の雰囲気があり堪らなく良かったのだが、それはさておき、今作のピークは前半の男が空想に浸り続け一人語りをしているシーンだろう。通り過ぎる女性たちを眺めながらブツブツと持論を述べているのだが、「妻を抱けば、全女性を抱いたことになる」みたいな話は意味不明すぎるし、カフェで待ち合わせしていたカップルが男に見せつけるように濃厚なキスをするシーンなんてロメールのブラックなユーモアが炸裂していて腹を抱えて笑った。

残念だったのは中盤以降で、というか物語の本題に当たるところなのだが、久しぶりに美女不在のロメール映画を観たこともあり、やはり綺麗な人がいないとこの手のメロドラマは観ていてしんどくなってくると改めて実感した。物語の前半に、ロメール作品で度々目にする女性たちが登場していただけに後半期待したが、最後までクロエとかいう嫌味な奴に振り回されただけだった。
エリック・ロメールが手がけた「六つの教訓物語」の第6話、最終話。妻、子どもも居て仕事も安定し何不自由なく暮らすフレデリックは奔放な女性クロエに出会い、魅せられる。だが優柔不断な彼は不倫に踏み切ることができず、彼女に翻弄される…。

シリーズ6話それぞれのエピソードに繋がりは無いが、完結編だけあって二人の女性に揺れる男の心の変化を巧みに描いており、妄想シーンに過去5作のヒロインが登場したりニンマリする場面も〜。ベルナール・ヴェルレー、フランソワーズ・ヴェルレー、ズーズー 、ダニエル・セカルディら出演。次はロメールの後期作品「四季の物語」シリーズを鑑賞📮していきます✨✨✨
ohmysour

ohmysourの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

全員不思議な顔してる。特に女性陣全員ファニーフェイスで奥さんのエレーヌはポパイ実写版のオリーブ/シャイニングの妻のフランス版って感じ。

あのペンダントは完全にやべー奴。いつも着てるぴちぴちタートルネックとの組み合わせも相まって最高にやべー奴。でも妙にリアル。あのタートルのあとに着るのがカシミアと言うがコットンフランネルに見えるチェックのシャツで、今見るとユニクロで揃えたようにしか見えない。

子供をあやすのにやってた妙ちくりんな格好の自分の姿を見て平日昼間の情事カウントダウンから我?正気?に戻るシーンもリアル。

最後置いていかれたようにエンドクレジットもなく唐突に終わってポカンとした。なんだろう、映画でこのポカンは初めて。
これ嫁はたまらんわーこの後も悶々とするな。おしゃれに懺悔してんじゃねーよってなりませんか。私はなった。
Cem

Cemの感想・評価

4.0
家庭も仕事もうまくいってる幸せな男の日常を見せられている、
そんな感じではあったけど面白かった!
ロメールはこれで5作品目になるけど、これが1番大人っぽかったかも

あんなに主人公を夢中にさせちゃうクロエも魅力的な女性なんだろうけど、奥さんがほんと良い女だった
お互いに干渉しない夫婦って素敵だし憧れちゃう

これこそ一時的な気の迷いなんだろうけど、優柔不断だし主人公には何だかなーって思った

クロエに『子供が欲しい』と言われたときの主人公の顔が良いね
あのとき何を思ったのだろうか・・・想像しちゃうなー
最初ウザかったクロエが徐々に魅力的に見えてきてしまうのがロメールのすごいところだな…。これで六つの教訓物語コンプリート。
クーリンチェ少年殺人事件の中にこの映画を持ち込んで上映し、どうしたら男を振り回す女を刺し殺さないでも済むか提示したい
EDEN

EDENの感想・評価

3.7
10/27/2019

エリック・ロメールこれで3本目かな?やっぱり大好きだ、と思った。

特に服装と、インテリアと、家や街の映し方が。色味や角度も最高だし、観るバケーションだと本当に思う。

脚本も楽しい。
稲生

稲生の感想・評価

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!?

なんかこれ監督ロメールである必要あるのかなーとか思って見てたら終盤のショットにやられる…こんな強いショット撮れるんだ…
らしくはないと思います。けど良作
なすび

なすびの感想・評価

4.0
いきなりソ連のSF映画みたいな展開があってめっちゃわらった、そのときの主人公が仁王立ちしてゆっくりズームするところだいすき。青いタートルネックニットをかぶるシーンでも思ったけどベルイマンの「第七の封印」の死神みたいだった

「自分の首に小さな装置を下げている
相手の意思を無力化する時期を発するのだ
私は、通りすぎる女性で試そうとする
無関心の女、早足の女、迷ってる女、用のある女、連れのある女、孤独な女、」

ラスト、こっそり出て行って走って逃げるってめっちゃカッコ悪くて最低で、でも切実だったのでよかったな

主人公くりくりした瞳がかわいい!