愛の昼下がりの作品情報・感想・評価

愛の昼下がり1972年製作の映画)

L' AMOUR L'APRES-MIDI

製作国:

上映時間:98分

ジャンル:

4.0

「愛の昼下がり」に投稿された感想・評価

堊

堊の感想・評価

4.6
「あれは何してる人に見える?弁護士?ベルギーかどこかのスパイかもしれない」


「君も午後になると不安?
昼食が長すぎるからね
気分転換には買い物がいいよ。無心になれる」


「彼には電話を教えるけど、かけないでね
そばで慰めたり、騙されないように見張って
わたしのお金と人生の両方を」


最高のナンパ映画。なんか元気出た。
シャワールーム内のコンテ、参考になります。地味にロメールヒロイン集合していて、オールスター感ある。

「君の心配事が僕の空想を治すかも」
今日夢の中でロメール観たいってぼんやり思ったから図書館でぼんやり選んで観た
歴代ロメールガールが集合した妄想のシーンが好き。でもグランドオダリスクやるならもっと可愛い子でやってくれ。
MegmiTanak

MegmiTanakの感想・評価

3.9
六つの教訓物語に登場した女性たちを出してるのが粋だなー。『コレクションする女』のアイデちゃんが見れたのが何より!

日本男児はクロエ(かのブライアン・ジョーンズの元カノ!)に対するウケは悪く、むしろ家庭的で可愛いエレーヌ(フレデリック役の俳優の実際の奥さん)を好むでしょうね。しかしフランスでは、クロエのように決して美形でなくても自立して自分を持っている女性の方が魅力的なんですよね。つまらない女より、独特な女の方が味わい深いようです。その点を除けば、浮気する既婚男性の心理は万国共通のようですね。
あおい

あおいの感想・評価

3.5
妄想のとこかわいいけど、ちょっとなんかこの男の人無理だった、、、
ooospem

ooospemの感想・評価

4.4
最近観たロメール映画の中ではストーリー、オチが明快なほうだった。《six contes moraux》シリーズ泣く泣く全作鑑賞。突然姿を表すクロエの存在が、喋り方や行動、服装などあらゆる点からあきらかに「異物」っぽく表現されているのが面白い。すでに幸せな家族を持ちながら、そんな女性にNOと言えない、いや言わないくらいの遊び心は本来多くの男性が持っているとしても不思議じゃない。ロメールが素晴らしいのはそういう背徳的なことや、非常識とされていることにも非難の視線を向けずひっくるめて愛おしそうに描くところ。服屋の店員、同僚、もちろん妻やクロエなど主人公に関わるすべての人が独立した個性と信念を持っているから、それぞれの人生の幸せがあるよね、当たり前だけど、いいね、ということを感じる。ロメールが描くのは当たり前だけど、多分最も根本的なものだと思うの、生きる喜びとか街への愛着とか人の交わりのかけがえのなさとか。
sonozy

sonozyの感想・評価

3.5
エリック・ロメール脚本/監督
1972年:「六つの教訓話 / Six Moral Tales」の第6話(最終話)
英題: Chloe in the Afternoon

主人公は、友人と小さな弁護士事務所を構えるフレデリック。
結婚3年目。妻エレーヌともうすぐ2人目の子供が生まれる幸せな日々。

しかし、結婚以来、どの女性も美しく見え、街行く女性とのアバンチュールを夢想したりしてます。(この夢想シーンに、このシリーズ過去作の女優が出てきます。)

そこに、昔の彼の友人ブリュノの恋人だったクロエが現れる。
彼女は、仕事はないかと相談したり、アパートの保証人を頼んだり、そばにいて慰めてと言ったり、男女の関係になるまではいかないんですが、あなたの子供が欲しいとまで...
フレデリックはこんなクロエに振り回され困惑しつつ、次第に妻もクロエも同じように愛せないかと悩んだりするのですが・・

クロエが、何を考えているのか捉えにくい、ある意味、怖い女性なんですが、フレデリックの優しい性格と、妻と今ひとつ打ち解けていないという悩みから、それを受け入れてしまうというか。。

シリーズ6話の中では、個人的に今ひとつな展開でしたが、ロメールならではの男女関係のこじらせ題材でした。

ちなみにこのビジュアルは、クロエが昼下がりのシャワーの後にフレデリックに身体をタオルで拭かせているシーンですが、これ以上の進展はありませんw
まずまず昼下がりっていう邦題ほどぴったりなものはないと思う。
真昼の後のちょっとだらけた時間帯は、ムワッとしたエロい倦怠感があって、それが結婚の下降線と結び合って、全てが不倫へと向かう感じがなんとも言えない素晴らしさがある。昼下がりの時間帯は、視覚的にも夏の方がより熱を帯びる感じがあるけど、夏はフランス人はパリから離れるからダメですね。
嫁さんを仰ぎみてしまって充たされない心の隙間、男としての自信を愛人で取り戻そうとするもうまくいかない感じ女性的な浮気だなーと思った。ロメール男子。
oyasumiy

oyasumiyの感想・評価

4.2
まず邦題が大好き。
昼下がり、午後のあの何とも言えない時間帯について、この映画を観るまで深く考えたことはなかったけれど
言われて見れば不安定な時間帯というか捉えがたいというかぼんやりしているものだなあ、恋人と過ごす時間帯というと違和感があるし、家族と過ごす時間帯でもないし。この時間帯に他人がどうしてるかなんて、あまり考えない。

だから彼のラストの行動と台詞に惹かれる。ギリギリセーフ、でもないのかな……(複雑