オーケストラ！のpanのネタバレレビュー・内容・結末

今日は『クイーン・オブ・ベルサイユ』を見に行くつもりだったけれど、時間が合わなかったので急遽『オーケストラ！』に変更。
これが、まーさーかー！の立ち見でビックリでした。

ストーリーはコメディ仕立てで、３０年前に職を追われて、今は劇場の掃除係として働いていた主人公が、ボリショイの団員と偽り同じく３０年前に職を追われた団員達を集めてパリに演奏に行く・・・というもの。
ラスト１０何分の『バイオリン協奏曲』は素晴らしかったのだけれど、やっぱり３０年も楽器から離れていた人が（しかも楽器だってパリで急遽調達したものだし）、リハなしであんな演奏できるわけないじゃんかとかついつい考えちゃって台無し(^^;
個人的に一番受けたのは、６０人分のパスポートを空港で（！）家族総出で作ってしまい、それで旅立てた場面でした。
あと、昔の団員達が食堂で、楽器を持たずに口で演奏するところも良かったです。
前半が長いんですよね。
国の様子とか説明するにしても、もう少し短くてよかったのではないかな。