クリーム

サマータイムマシン・ブルースのクリームのレビュー・感想・評価

3.8
「ドロステのはてで僕ら」が面白かったので観賞。季節もまさに今。難しい事は一切考えず楽しめる良作。キャストが皆、若くて、ムロツヨシと真木よう子は、一瞬考えてしまった。

大学の夏休み。「SF研究会」はクーラーのリモコンを壊してしまう。翌日、猛暑の中ぐったりしてる部員達の前に突然タイムマシンが出現する。昨日に戻り、クーラーのリモコンを取って来ようと思ったメンバー。しかし、タイムトラベルが楽しくなり、1日過去の世界でフザけ始めます。そんな中、過去を変えると今が消えてしまう可能性がある事を知り、慌てた彼等は、自分達の「今」を消さないために奮闘するのでした。



ネタバレ↓



大急ぎで、昨日に行ってやらかした一連の行動を正そうとします。が、先発組と後発組、そしてタイムマシーンの持ち主で、30年後の未来からやって来た田村も混じりドタドタ劇になります。全員、ちょっとずつウザイのが面白い。
伏線の嵐な作品で、細かい事を上げたら一体いくつあるのだろう?ってくらい伏線だらけ。
自分たちが消えるかも知れないと言うシリアスな状況を理解した面々は、何とか折り合いをつけ、過去から戻ります。その時、甲本だけタイムマシーンに乗れなかった。が、そのままロッカーに隠れていて、タイムマシーンで帰って来たメンバーと合流する。
曽我が沼に落としたリモコンは、犬が掘り起こして来て、無事に使える。
田村のカメラが柴田のカメラと同じだったので、田村は柴田の子供だったと判明した。
ちょいちょい、「ん?」それは可笑しくないか?って言うのがあります。だけど、そこは考えてはイケナイ。何故なら、考えたら楽しくなくなるから。
ぐちゃぐちゃで、ややこしいが、難しく考えず、楽しんだもの勝ちな作品。
楽しかったです。
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