「ダイ・ハード」などで撮影監督として活躍していたヤン・デ・ボンが初監督したノンストップ・アクション。
大ヒットし、出演のキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックも一躍有名になる。
音楽はマーク・マンシーナで、主題歌「Speed」はビリー・アイドル。
原題: Speed (1994、115分)
ロサンゼルス。
高層ビル内のエレベーターに爆弾が仕掛けられ、乗客が閉じ込められる事件が発生。
市警察SWAT隊員のジャック(キアヌ・リーブス)は、同僚のハリー(ジェフ・ダニエルズ)とともに乗客を救出する。
ところが、犯人(デニス・ホッパー)は逃亡し、市バスに爆弾を仕掛け身代金を要求。
爆弾は速度が時速50マイル(約80km)を越えると起動し50マイル以下になると爆発する仕組みになっていて、しかも乗客を一名でも降ろしたらバスを爆破するという。
既に走り出しているバスにジャックが乗り込むが、運転手が負傷し、偶然乗り合わせたアニー(サンドラ・ブロック)が運転を任される…。
"ワイルドキャッツの姉ちゃん"
「私に感傷的になってない?」
そうかもね。
そうじゃない方がいいわ。異常な状況から始まった関係は、絶対に長く続かないから」
You're not going to get mushy on me, are you?
Maybe. I might.
I hope not, 'cause you know, relationships that start under intense circumstances, they never last.
「忠告しておかないとね。異常な経験に基づく関係は絶対にうまくいかないらしいんだ。
そうね。それならセックスに基づく関係にしなきゃね」
言う通りにするよ、お嬢さん」
I have to warn you, I've heard relationships based on intense experiences never work.
OK. We'll have to base it on sex then.
Whatever you say, ma'am.
エレベーター→バス→地下鉄と物語の舞台となる乗り物を変えながら、アクションがスリリングに展開し一気に見せる。