かっこよすぎて参った。
シナトラファミリーの邦題、オーシャンと十一人の仲間、を多分中学生か高校生の頃に観て、なんてイカした奴らなんだ、とお気に入りのひとつになってたんです。
それのリメイクでブラピが出る、期待が否応なく高くなります。
さらに当時ブラピがインタビューで、本当に優れた映画ならリメイクされない、みたいな発言しててメチャクチャ楽しみにしてました。多分22歳、浪人したので大学3年。
いやおもしろいんです。いやこっちのがおもしろい。おもしろいんだけど、俺のオーシャン達じゃねえ、となってしまったんです。
もっと男臭く泥臭くタバコ臭く、作戦もこれと比べると割と杜撰だったはずの奴らが、スマートにスタイリッシュに華麗に綿密になっちゃってたんです。
それでもラストに期待してた。ラストで何かしらズッコケるのか、こんなかっけえ奴らでもシナトラファミリー同様、あ〜、で終わるのか、そのときみんなどんな顔するんだ、って。
僕個人の、あ〜、で終わってしまいました。うまくいくんかい!
俺のオーシャン達が‥!やるなら違うタイトルでやって!
なんか過去にとらわれ新しいものを受け入れられないおじさんみたいな大学生だったんですか。
あのときのガッカリ感は忘れられませんが、今観たらやはりすっごくおもしろかったです。
初 20年前くらい