素晴らしい組み立て。
このムードを演出するのが素晴らしい。
100周年のお祝いを間近に控えた港町。その誕生にまつわる呪いから町が霧に包まれて人々が襲われる。
母娘で共演、素敵です。
通りがかりでヒッチハイクのジェイミーリーカーティス。車に乗せてもらった次のシーンがもうベッドでびっくりです。港町を車でフラフラすることを考えました。
ジャネットリーの方はとなりに秘書的な美女がいて、なんか見たことある、と確認したらハロウィンにも出てた人でした。チェックは怠らず。
エイドリアンバーボーも素敵。灯台からお届けするラジオのDJ。ここのロケーションが最高で、灯台に歩いて向かうとこは景色見たさに一時停止しました。
あとすっごくどうでもいいんですが、この灯台の入り口ドアは外から手前に開くっぽい動きしてるのに中からも手前に開く不思議な作り。要は灯台の中はセットなんだろうけどこのスキが好きです。
町が霧で覆われてくクライマックス。そこに至るまでまあまあ時間かけるんですが、最終的なゴールから逆算された雰囲気づくりが素晴らしく、サッカー観てて得点が入るだいぶ前から、あ、この攻撃でゴール入るかも、と予感するのに似てる。
現代ホラーのパキッと感は無く、ゆるく確実にムードを作り上げてくのがメチャクチャ素敵です。
そしてその過程でちょいちょいツッコミ入れたくなるスキもあってかなり満足度の高い映画でした。
報われない気象予報士のポジティブ思考&ノーテンキさがたまらなく好き。みんな笑って見てるけど最後に勝つのはきっとこういう奴だ。