ブラッド・ピットのモグモグタイムはコチラになります🍔
「何だ?早速仕事か?」
「善良な市民に戻ったとこだぞ」
映画冒頭と終盤に同じような構図で似たような(でも意味合いは変わってる)シーンがあって本編を挟んでる構造を個人的に「ブックエンド」と呼んでるんですが、この映画も最初と最後にダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)の出所シーンがあるんでブックエンドだと思ってたんです。が、最初の出所前も最後の出所後もダニーは同じような「仕事(ヤマ)」を繰り返してる(ハズ)なので、この映画は「円環構造」、出所シーンは「ループポイント」だなぁ、と思った次第。『12』『13』は未見なんですが、どーせまたお仕事するんでしょ?😃
豪華キャスト、ベースの効いたファンキーな音楽、スタイリッシュでリズミックな編集と派手な印象のある本作ですが、俳優たちのクールな演技も相俟って淡々とストーリーが進む意外と抑揚の少ない「静かな映画」ですよね。登場人物の台詞回しが非常に抑制されてる。今回の敵である…というか被害者笑のテリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)も声を荒げる場面が一度もない。内に秘めた怒りの演技が非常に良いです。
脚本が良く出来ていて至る所に伏線が散りばめられている、……ということに気付いたのはこの映画を2周目、3周目したあたりでしょうか(金庫に忍び込んだ時イエンがなんで怪我してるのかも忘れてたぐらいなので)。2週間ほど前に初見だった本作、いつもレビューにあげてる映画と違ってなかなか筆が進まなくて😅。思い起こすとアクション映画ってあんまり観てない…。でも書けずに5周、6周してるとその良さがだんだん分かってきた笑!しがめばしがむ程味のする映画なのでした。
Filmarksにレビューを上げてるのは、どんな映画でもその映画に対して自分は何が書けるのか、というチャレンジの面もあって色んなタイプの映画を観てますが今回は難産でしたねぇ苦笑。書けないのは面白くないからではなく(結構好きですこの映画)。書けないなら書けないってことを書こうと思ったらやっと筆が進み始めました。だからこんな変なレビューです🙏
それにしても、ただキョロキョロ視線を泳がして食べて指舐めてるだけでサマになる男ですね、ブラッド・ピット😃