がい

神経衰弱ぎりぎりの女たちのがいのレビュー・感想・評価

神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)
3.6
タクシードライバーという役柄は度々映画で見かけるが
今作《マンボタクシー》の衝撃
ヒョウ柄シートにゼブラ柄のハンドル
運転手は志茂田景樹風味

そして洗剤CMの斬新さ
こんなCM見たことない

物語は単純なんですよ
1人の男(←しかもオッさん)に振り回される女たち
その周りにうじゃうじゃ集まる男や女(←変な髪型の若いバンデラス含む)

物語よりも目で楽しむ映画
オープニングから赤青黄色のレトロなポスターのようなクレジットとまったりとした音楽と

次から次へ、画面の端から端まで見ていたい小物、装飾、オバちゃんの服装までも
そしてたまに飛び出す突飛なカメラワーク

そして私は見逃さない
主人公の彼女に
「タバコはやめなさい」
と言ってるお医者さんの手には煙の出ているタバコ
こんな医者も見たことない

ホントにこの監督の発想は面白い
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