アノ

艦長ホレーショのアノのレビュー・感想・評価

艦長ホレーショ(1951年製作の映画)
3.8
グレゴリー・ペックはひどい大根だと思うが、史劇向きというか何着ても様になる。稀有な才能だと思う。
狭い船の中でも群れの動きを気持ちよく撮れており、船も馬車も人も倒れるときはド派手に。見事なアクション映画。

ペックが亡き妻の手紙を読むとき、撮られなかった過去を振り返るようにカメラが空の椅子を舐める。泣かせと省略を高いレベルで両立している珠玉の演出と思う。
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