深度1万mの海底に造られたアメリカ海軍の秘密基地に隣接するミサイル基地の建設に従事する11人のクルーが未知の深海生物に襲われる。
「13日の金曜日」で知られるショーン・S・カニンガムが監督したSFパニック。海中はミニチュア撮影ってバレバレなんだけど、まあ35年前の作品だし。海洋版エイリアンのようで80年代が懐かしさは十分。化け物の質感はよくできてるものの、登場まで1時間以上かかるのはひっぱりすぎ。
✅メモ
製作費800万ドル、興行収入814万ドル。同じ89年は「アビス」(製作費4300～4700万ドル、興行収入9000万ドル)、「リバイアサン」(製作費2100万ドル、興行収入1900万ドル)のほか「マンタ」「エル・ディアボロ/カリブに棲む悪魔」と深海ものSFが立て続けに公開。「アビス」のジェームズ・キャメロン監督は競合を避けるためにザ・デプスを延期するよう求めた。
