危険なスタントを自らやるというと、香港ならジャッキー・チェン、アメリカならトム・クルーズ、そしてフランスならこの方、ジャン・ポール・ベルモント!
その姿勢が色濃く出たのがこの作品。
刑事である彼は、屋根伝いや窓から窓へや地下鉄の屋根に乗ったり、挙句はヘリコプターに宙吊りになって犯人を追いかける。強引な捜査も人混みでの発砲もなんのその(笑)、いろんな意味でもうヒヤヒヤの連続^^;
映画はいかにも70年代の雰囲気をまとっオーソドックスな刑事モノ。犯人がちょっと微妙でストーリーも緩いので緊張感はあまりないけれど、ベルモントさんのアクション俳優としての面を強調した作品でした。もちろんカッコ良かったですですよ^_^
エンニオ・モリコーネの音楽が映画を引っ張っているのは言うまでもありません。