まさなつさんの映画レビュー・感想・評価

まさなつ

まさなつ

好人好日(1961年製作の映画)

3.7

笠智衆さんの父親と岩下志麻さんの娘。その娘の結婚話と言えば小津監督の「秋刀魚の味」ですね。その前年に、同じ組み合わせで渋谷監督が撮ったのがこの作品。

当然、テイストは違いますね。小津さんのは大好きな
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犯罪河岸(1947年製作の映画)

3.7

男の嫉妬!

妻が目立って男にモテるタイプだと、夫としては、、まあね、分からなくはないですが(^^;;

設定が中々複雑で、犯人は最初から分かっているんですが、なんでそんな風に?とか、さてどうなるんだ
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あまろっく(2024年製作の映画)

4.0

「あまろっく」をお膝元の尼崎で観て来ました。兵庫県民としては、必須科目ですね。でも、実は「あまろっく」って音楽の事を想像してましたから、とても地元とは言えない^^; 正解は、尼崎は地盤が低いので、海に>>続きを読む

銀座カンカン娘(1949年製作の映画)

3.6

NHKの朝ドラはたまに観た程度ですが、シネヌーヴォでは少し前に、笠置シヅ子さんの特集をやっており、この作品を観る機会を得ました。

「銀座カンカン娘」

この歌は、CMで使われたので知っている程度です
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

うわー濱口さん的だなぁって、楽しかったです^_^

ただ、今作は音楽と自然の映像が主役のとこがあるからか、らしい会話劇部分はちょっと少なめだったかなぁ。説明会のシーンとか、車の中での会話とか、、、もっ
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人間の境界(2023年製作の映画)

4.0

ベラルーシからポーランドへ。そこは、シリアやアフガニスタンなど世界中の難民が、最後の脱出口と期待を寄せたところ。しかし、その現実は、あまりに無慈悲な世界^^;

難民と彼らを取り締まる国境警備隊、助け
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

3.8

19世紀のイタリア。こんな事件があったのですねー知らなかった。

キリスト教とユダヤ教。近そうで遠い^^;

宗教的な是非についてはよく分からないですが、引いて見たら大人の身勝手としか思えないです。ち
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DAU. ナターシャ(2020年製作の映画)

3.3

何やらとんでもないプロジェクトでソ連時代の全体主義社会を再現したとか。

そのほんの一部がこの作品らしいのですが、前半はウェイトレスのおばさんと若い後輩との喧嘩と、オッさん達の酔っ払いと、あんな事こん
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マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

3.7

「怪物だ〜れだ」って言う映画があったけど、怪物って、誰の中にも住んでいて、何かのきっかけで、ふと顔を出す。その出方によっては、闇に落ちたり悲劇にもなってしまう、、、^^;

思ってた以上に静かな映画で
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

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今も続いている戦争の始まりの頃の最前線の生々しい「記録」を、ドキュメンタリーという形で遠くにいる私達にも「記憶」に残る作品として作ってくれたのが凄いと思いました。

たくさんの人が死んでいく。何もでき
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ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)

3.3

「ゴットファーザー」と「地獄の黙示録」という映画史に燦然と輝く作品を作った後、こだわり抜いて作ったこの作品が大コケして、その後しばらく低迷したコッポラの痛恨作?を、ようやく観る機会を得ました。

そん
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人斬り(1969年製作の映画)

4.0

昨日に続き勝プロ作品を。

こちらは、仲代達矢と石原裕次郎という大物を迎えての作品。さらに、三島由紀夫まで出てくるというサービスぷり。

幕末を舞台にした陰謀劇。歴史上の人物も多数出てきます。昨日の作
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座頭市と用心棒(1970年製作の映画)

3.5

巷ではゴジラ対コングなんて対決モノをやっていて、気にはなりながら、ゴールデンウィークだというのに風邪ひいて発熱までしてるもんだから、おとなしく家でこの日本を代表するニ大スターの対決を鑑賞。

でも、用
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.7

12+12+12=? 12年刻みの女と男。

ポイントは24ですかね?^_^

余白が多い映画ですね。その余白を、観ている側の経験で埋めていくような、、。

セリフのない「間」に、観る人それぞれが心の
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貴公子(2023年製作の映画)

3.7

そのしつこさと戦闘能力は、まさに貴公子ズラしたターミネーター!笑

キム・ソンホさんのニヤけた甘いマスクと、ちょっとおちゃらけた感じ、そして冷酷さのアンバランスさが魅力ですね。飄々としたこの感じからの
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

この題材を観るのは、どうしたって心穏やかではいられないのは仕方ないです^^;

もちろん、この作品はオッペンハイマーその人に焦点を当てた人間ドラマであることは承知しているのですが、彼の人生において最も
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神々のたそがれ(2013年製作の映画)

4.0

とんでもない!、、で溢れかえっている。ついに観てしもうた^^;

糞尿まみれなゴミ溜めをひたすら彷徨う3時間は、苦行以外の何ものでもないです、はい^^; もし、何かの罪で3時間の罰を与えないといけない
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ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.5

底辺女子の一発逆転!?

ペイン(痛み)、、、辛いですね^^;

紅麹が話題の今、家にもあの製品があるんですよねー他人事では済ませられないです^^;

まあ、こんなに急に売り上げがアップしたら、危な
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

やはりタランティーノさんはこれですね^_^

久しぶりに観ましたが、もう30年前なのか!

この後、どれだけの映画監督がこんな粋な映画を撮りたくて真似したことでしょう?タランティーノ的、って表現をどれ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

評判だけで勢いで劇場に入ったけど、結構ご年配の方もいて、一安心^_^

この題名、正確に書く自信、、ありません^_^

でも、面白い!

どんな話かも知らないで観たのですが、、基本は高校生女子の青春映
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RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)

4.0

クルド人ラッパーの波瀾万丈な半生。

この方実在のラッパーらしいのですが、その半生は凄まじい。

音楽の才能は、音楽家であった父親から引き継いだのだとしても、音楽に打ち込むシーンはあまりなく、暴力に麻
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我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

3.6

迫力ある冒頭の感じから、マフィアvs刑事の仁義なき戦いかと思ったら、意外な方向へ誘ってくれます。

主人公の動機がね、ちょっとビックリ!

3番目ではダメなんですか?^_^

冒頭のアクションは、本気
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.8

エゴイストか、、、深いなぁ、、。

魅力的な組み合わせのゲイのラブストーリーかと思いましたが、そこでは止まってなかったですね。

愛する人が愛する人も愛する、、、というのは深い愛なのか、それともエゴな
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.7

岡田将生って、こういう役がホントよく似合うなぁ〜「天然コケッコー」で初めて見た時には、おぼこかったのに^^; あ、でもあの時の夏帆もおぼこかったったけと、今やいろんな役やるからなぁ〜。今度はどんな顔を>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.6

エルヴィスさんが痩せていた頃、、。

若い頃を知らないのですが、こんなアイドルだったんですねーそしてナイーブでセクシーで可愛いというアンバランスな魅力、、そら当時の女子が熱狂するのも分かります^_^
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.1

この作品はやはりここでと109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXで鑑賞。

前から4列目で観たので、画面を見上げる感じになり、大画面から吹き荒れる砂嵐が上から落ちてくる様で、予想通り砂まみれになりま
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.8

カレー味ではないけれどインドを味わえる作品。

インドを舞台にした、おそらく欧米の人が描く、もっとも構えがない作品。

ユニークな三兄弟によるユニークなレールムービー。

母を訪ねて三千里?あの三兄弟
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放浪記(1962年製作の映画)

3.9

林芙美子の自伝的小説の映画化。舞台版は森光子さんが有名ですが、こちらは、その前に成瀬巳喜男+高峰秀子コンビ。

子供の頃、貧しい行商の家で転々と暮らし、一人で生きる様になっても貧乏暮らしは続き、夫とな
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ストリートダンサー(2020年製作の映画)

3.6

何この激アツなダンスは!

話に関係なくても歌とダンスを放り込んでくるのはインド映画の十八番だけれど、そんなインドがダンスバトルの映画を作るとなると、それはもうダンスまみれになるのは言うまでもない^_
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宗方姉妹(1950年製作の映画)

3.8

「新しいってことは、(昔からあっても)古くならないこと、、。」

言い得て妙ですね。

昔ながらの考えの姉と自由奔放な妹。戦後の日本は古い因習にとらわれた考えと、欧米的な新しい考えが混在した過渡期。
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.5

あのベッソン監督が、ここに新たなジョーカーを生み出した?!

「レオン」までは大好きだったのに(こういう人は多いかな)、すっかり相性が悪くなったこの監督。あまり期待せずに観てみました。

お、悪くない
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ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.6

Netflixに来ていたので、久しぶりに観ました。

初めて観た時には、アラン・パーカーの容赦ない描写に引き込まれるも、何かしっくり来ないとこがあり、モヤモヤしました。若気の至りとは言え、最初に麻薬を
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.1

すいません、「妻は告白する」みたいなミステリーを想像しましたが、全然違いました💦

夫婦の話。そういう意味では、片方のいない「マリッジストーリー」か? 「クレイマー、クレイマー」の裁判シーンも思い出し
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.7

ミソとハウン、対象的な性格の二人。

子供の頃に知り合い友達として惹かれ合うけれど、成長する中で、異性の侵入などもあり気持ちがズレたり喧嘩したりして離れていく、、。

でも、それらいくつもの寄り道を経
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

かって映画監督だった男が歩む、過去への旅路。記憶への彷徨い。

31年ぶりですか。阪神タイガースの38年ぶり日本一よりは短いけど、すごい歳月。それでも新作を撮るというのはどんな心持ちなのかなんて、私な
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.2

ただでさえ生き辛い世の中、心に病がある人なら尚更。

でも、病があろうとなかろうと、人の心の容積はそれほど大きくはないのだから、溢れる部分は周りで支えないと、そもそも成り立たないのが人の世だと思います
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