このレビューはネタバレを含みます
病院の事件と陰謀を暴く話だったが、実際は主人公は患者で妄想から現実へ呼び戻すために、病院側が妄想を元に芝居を打った話
精神病院という未知の領域、周りの人の違和感ある態度、主人公の妄想と過去回想、嵐やC病棟の不吉な予感がする演出のおかげで、緊張感と謎がずっと続いて、のめり込んで見れる
ミステリー映画なので、ミステリーを解くつもりで見ていたが、どうしても一回目は主人公寄りで見ちゃってミスリードに嵌りそうだった
二回目は伏線や周りの態度に納得しながら見れるので違った楽しみがある
ラストは妄想から戻らずロボトミー手術受けることになってるけど、凶悪犯として苦しみながら死ぬより人格を捨て善人として死にたいため、あえて狂ったのだと思う