男はくらいよ監督さそり

銀蝶渡り鳥の男はくらいよ監督さそりのレビュー・感想・評価

銀蝶渡り鳥(1972年製作の映画)
4.0
「あんたが生きてちゃ、銀座のネオンが曇るんだよ!死んでもらうよ!」
ウギャアアアアアア!梶芽衣子様カッコ良すぎ!最初は女囚さそり、最後は修羅雪姫。着物着て刀もって殴り込みが世界一似合う女!
東映のプログラムピクチャーのテンポの良さ!笑いも涙も適度に塗して絶対飽きさせない。梶芽衣子様の表情だけで悲しみや怒りを表現する絶妙な演技と主題歌が泣ける!
渡瀬恒彦、梅宮辰夫のカッコ良さ!そしてダースベイダーの吹き替えでもある南原宏治の憎々しい悪役。クライマックスがハスラーみたいなビリヤードで勝負というのも渋い!
単に銀座のクラブの嫌がらせ合戦というスケールの小ささも良い。由利徹が笑わせてくれる。五木ひろしが若い!ブルーフィルムが出てきたのは笑った。