舵芽衣子さそり監督魂のアソコさんの映画レビュー・感想・評価

舵芽衣子さそり監督魂のアソコ

舵芽衣子さそり監督魂のアソコ

映画『少女の王国』『愛ってなんだろ?』監督。『アーバンギャルド天才馬鹿』http://amzn.to/aNLimh 鳥肌実、綾小路翔魂のアソコhttp://amzn.to/aKgwYK

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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.7

本人だけ才能あると思ってて周りにイエスマンばかり揃えて、観客も信者ばかりというのは、今でも政治の世界、映画の世界、音楽の世界、舞台の世界にあり、才能の無さに気付いてない裸の王様は本人だけという寒い現実>>続きを読む

ウンギョ 青い蜜(2012年製作の映画)

3.5

じじい作家と女子高生のポルノチックな映画かと思ったら純愛映画だった。それも文学的な。キムゴウンは美人ではないけど色気があって好みなので目が離せませんでした。脱いでるし。韓国映画らしいもぞもぞしたエロス>>続きを読む

エレキの若大将(1965年製作の映画)

4.0

アメフト部の部員が飲酒運転で交通事故起こしてその示談金の為にエレキ合戦で優勝する。店で乱闘しても停学処分で済むといういい時代だったな。青大将、最低最悪の奴でねずみ男みたいだけど最後には何事も無く仲直り>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

4.0

この監督の作品は観念的なものが多いけど、この作品は正統派で判り易く、真正面から登場人物を観客の前に曝け出し余計な事を一切していない最高傑作だと思う。樹木希林の自然体で全く力んでなく悲しみを漂わせた彼女>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.0

リアリティのダンスの正統な続編というか、二本で一本。ホドロフスキーがフェリーニ化してる。前編は父篇、今回は息子篇。詩人の話で若い時は道を真っ直ぐ進んだりとか何処の国でも同じ様に馬鹿な事やってるんだなと>>続きを読む

リアリティのダンス(2013年製作の映画)

3.8

最初はホドロフスキーも丸くなったのかと思ったら、どんどん身障者の方々が出てきて、サーカスやらチンチンやら女優さんがセリフが歌だったり放尿されたりなんかもうやりたい放題のホドロフスキーワールドで安心した>>続きを読む

追想(1975年製作の映画)

3.0

映画史上最も悲惨な話。医者の妻子が戦争中の疎開先でナチスに惨殺される。それをショットガン一丁で医者が一人一人と復讐していく。戦争の悲惨さがテーマなのに、単にアクション映画っぽくなってしまってるので悲し>>続きを読む

キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

2.0

アネット・ベニングとジュリアン・ムーアが本物のビアン夫婦に見えるのが凄い。細かい演技のリアリティ。本当にうまいね。アベンジャーズの一員でモテ男役の多いマーク・ラファロの演技もいい。娘役のミア・ワシコウ>>続きを読む

ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.8

一挙に最後まで観てしまったじゃないか!何だ?この銃撃戦と殺陣のドドド迫力は?敵も味方も誰が死ぬか判らない。主人公も強いけど敵も無茶苦茶強い!インドンネシアポリスアクション映画すげえな!

犬ヶ島(2018年製作の映画)

5.0

物凄い傑作です!ウェスアンダーソンから観た今の日本。汚職政治も相撲も原発事故も背景に描かれてるけど、犬が主人公のワンサくん以来の大傑作アニメです!キャラ、ストーリー、美術が素晴らしく、全く展開が読めま>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

初日に鑑賞。女子高生の日常はアメリカも日本も同じという事が判る。カソリック系高校の色々な面が見れて面白いし。アメリカ映画なのに淡々としててエリックロメールみたいに地味なのに面白くてジワっとくる。レディ>>続きを読む

バルジ大作戦(1965年製作の映画)

3.5

この頃のアナログ戦争映画のド迫力は凄い!全部本物でワンカットでアメリカ軍とドイツ軍の戦車の戦いを見せるなんて今絶対不可能!しかもシネラマで撮影、公開だから劇場だと迫力だっただろう。ヘンリーフォンダ、チ>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

素晴らしい!カンヌパルムドール文句なしの名作。是枝監督の最高傑作です!成瀬巳喜男、トリュフォー、ダルデンヌを思わせるシンプルで力強い演出でした。最近の邦画で最も底辺の人々でしょう。でもこれが現実です。>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

野球狂の詩。野球好きでなくても父親とキャッチボールした経験のある男子なら誰でも感動するファンタジー。野球場を作れって何者かの声を聞いてトウモロコシ畑を潰して作る主人公。するとシューレスジョーや名選手が>>続きを読む

わが青春のフロレンス(1970年製作の映画)

3.0

東急名画座という映画館が映画祭やってて、そこで観た予告編以来ずっと気になっててやっと見れた。堂々としたメロドラマで年上女との恋や不倫なんかあって主人公がモテまくる。それでもついていく妻が凄い。オッタビ>>続きを読む

銀魂(2017年製作の映画)

3.0

実写化では成功の部類でしょう。というより殆ど演出が勇者ヨシヒコでしたね。橋本環奈の動きとか変顔は素晴らしい!安田顕も素晴らしい!ナウシカは笑いました。ただ…長い。間がもたなくなる場面がちらほら。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

今年のアメリカ映画屈指の傑作です!個人的にはアカデミー作品賞受賞の『シェイプオブウォーター』より心に響きました。
何というか、善も悪も被害者も加害者も皆同じ混沌とした田舎町。これはアメリカそのものでも
>>続きを読む

M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

5.0

‪戦場が舞台なのに三人の軍医が傲慢な女性将校のセックスをマイクで中継したり、シャワーを公開したり、インポの大尉に女子あてがって治したり、下ネタのオンパレード!今ならセクハラ推奨でカンヌ映画祭パルムドー>>続きを読む

ふたりの女(1960年製作の映画)

4.5

これは『自転車泥棒』よりもっと悲惨な戦争の悲劇を描いたヴィトリオデシーカ監督の代表作。中学生の時に観て衝撃を受けた。ソフィアローレンが美しく、力強い肉体と演技。運動家の青年がジャンポールベルモンド。こ>>続きを読む

ソルジャー・ボーイ(1972年製作の映画)

3.0

ベトナム帰還兵が日常で受け入れられず暴走する。…ってまんま『タクシードライバー』に繋がる、ニューシネマ。後半なんかモロに『ワイルドバンチ』+『明日に向かって撃て!』だ。キャラがジョードンベイカー以外弱>>続きを読む

空気人形(2009年製作の映画)

4.0

これは是枝監督の映画で一番好きだし、もっと評価されていいと思った。凄くVシネ的な内容でダッチワイフとの恋だから手塚治虫先生の『やけっぱちのマリア』みたいな話かと思ったら業田義家先生原作だった!都会の孤>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

5.0

いやあ!なんかとんでもない途轍もない物を見ました!一作目のアベンジャーズはあまりのつまらなさにビックリして、それ以降観て無かったけど、今回はガーディアンズが出るので観たら面白すぎでした!ストーリーとか>>続きを読む

アクト・オブ・キリング オリジナル全長版(2012年製作の映画)

4.0

これは本当に物凄いドキュメンタリーです。本物の大量殺人者が、共産主義者を虐殺した時の事実を再現する映画を撮っていく内に段々罪の意識が芽生えて行き、自分が拷問される立場を演じた時には、虐殺された者の気持>>続きを読む

女囚さそり 701号怨み節(1973年製作の映画)

3.3

梶芽衣子様の美しさ、眼力は★★★★★。冒頭とラストの黒帽子、黒コートのカッコ良さ!田村正和がもごもご何言ってるのかサッパリ判らないが、細川俊之の低音と吸血鬼エリートみたいな眼差しは凄い!ストーリーは警>>続きを読む

白いリボン(2009年製作の映画)

3.3

イングマルベルイマンの様な演出と白黒画面。人間不信をそのまま描いた不穏な内容。何も解決せず不快なまま終わるストーリー。まんま今の社会情勢を描いているようだ。役者の演技が凄い。ミヒャエルハネケは嫌いだけ>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.0

後半は普通の映画になってしまった感じ。しかも突然闇金ウシジマくん!3か月でいきなりステイシーマーティンからシャルロットゲンズブールに変わるのは、心理状態の荒廃を表現してるんだろうけどちょっと無理がある>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

4.0

芸術がメインのポルノなのかポルノチックな芸術なのか曖昧な所が如何にもラースフォントリアーで、語り口や所々に挿入される図解が面白い。ヒロインの若い頃をステイシー・マーティンが演じているが本職はファッショ>>続きを読む

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

5.0

映画史の中でも最も完璧な映画の一本。既に完成されたシンプルなブレッソンのスタイルが脱獄映画というジャンルに向かった時、完全無欠のサスペンス映画となった。ナチスの収容所に投獄された囚人が如何に脱獄の計画>>続きを読む

仁義の墓場(1975年製作の映画)

4.0

これは仁義なき戦いの正反対を突き進むヤクザ映画と言うよりゾンビ映画ですね。映画史上最もどうしようもないクズ中のクズのシャブ中が主人公で誰も共感出来ないのが凄い。人間やめますか?って本当にやめた男。しか>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

これはタイトルから凝りまくってて、ストーリーも奇想天外でファッション、小物、セリフもオシャレで面白いです。007やスパイ映画のパロディにもなってるし、コリンファースの色気が素晴らしい。ボンド役やっても>>続きを読む

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

4.0

食人ホラーかと思って敬遠してたら、グリーンピースとかシーシェパードみたいな環境保護団体の傲慢さ、過激さを皮肉ったエンターテイメントだった!序盤の意識高い系女子学生が環境保護に参加する件が良く出来てるの>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

4.0

瑞々しい映画だ。昨年ベストワンも頷ける。何故なら今の現実を描いているから。テレビ東京の深夜ドラマ感満載と思ったら本当にテレ東制作だった。主人公の池松壮亮がエレファントカシマシの宮本浩次にソックリ!と思>>続きを読む

トラスト・ミー(1990年製作の映画)

3.3

ところどころにハルハートリーの才覚が溢れている。撮影と編集が特にいい。俳優も個性的で良い。特にエイドリアン・シェリーが可愛い(現実では40歳で殺害された)。インディーズ映画のお手本の様な作品。それゆえ>>続きを読む

エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

2.5

ディズニーランドで無許可でディズニーを批判する映画を撮る!誰もが試みようと妄想するが、本当に撮った人がいた!そのチャレンジ精神は買うし、凝った部分もあるが、ディズニーワールドに入ったら不気味な事が起こ>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

天才でも黒人だとNASAですら差別と偏見の目で見られた事に衝撃を受ける。才能のみでのし上がった3人の個性的で頭良過ぎる黒人女性。希望を持ち続ける事の尊さを力強く描いている。黒人3人キャストが絶妙だが、>>続きを読む

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