男はくらいよ監督さそり

宇宙大怪獣ギララの男はくらいよ監督さそりのレビュー・感想・評価

宇宙大怪獣ギララ(1967年製作の映画)
3.0
ギララのデザインは素晴らしい!当時の松竹が唯一撮った怪獣映画で気合いが入ってる。セットも特撮も松竹では最高峰だろう。
冒頭の倍賞千恵子歌うギララロックにやられた!それが伏線なのか、男はつらいよにもギララは登場している。
宇宙空間で異星物がロケットに侵入するのはエイリアン、ギララの最期はシンゴジラに影響与えてるのでは?
宇宙飛行士なのに女乗組員が軽いというか馬鹿。陽気な宇宙飛行士も宇宙空間で何やってんの?
UFOの存在も単にあおり運転で何やってんだか?キラアクみたいにギララを操ってる訳でも無いし。
ギララが地球で暴れてからも演出が雑なのか迫力不足。プルトニウム?を食べるのはモロにゴジラのパクリだし。
外国人の女優ペギーニールが足を挟まれて重症なのにすぐに走っててアンドロイドなのかも?色っぽい演技で宇宙飛行士なのに恋愛体質。原田糸子は良かった。
怪獣映画に於ける怪獣の叫びは重要。ゴジラやガメラが如何に素晴らしいか判る。それによって観客は恐怖を感じる。ギララはおっさんが叫んでるみたいでなんかな。