秋のコーラ

007/私を愛したスパイの秋のコーラのレビュー・感想・評価

007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)
3.9
シリーズ10作目にして、ムーアボンドのコメディ要素に多彩なアクション、荒唐無稽すぎる野望を唱える悪の大富豪と、往年の007の魅力大爆発!
魅力を箇条書きに。


・ロータスエスプリ
来ました、アストンマーチンDB5の次に有名で人気の名ボンドカーです。この車の魅力は、下手に語るより、あのカーアクションシーンを観た方が伝わると思います。

・ジョーズ
来ました、名悪役。身長2メートル超え、鋼鉄の歯を持ち、やたらと人に噛み付いて来ようとするヤバい奴。無口だから何を考えてるのかさっぱり分からない!でも、どこかマヌケで、ボンドと会う度にニターッと笑うのがキモ可愛い!名前から連想される、あの動物との格闘シーンもありますよ笑
リチャード・キールとロジャー・ムーアの相性が抜群過ぎます。今思ったけど、もうどちらも故人なのか…泣

・海底基地
いやー、これが現れた時の衝撃。えー、すごって言っちゃいました。映画的面白さが詰まってるなぁ。やっぱり、007の悪党は荒唐無稽なトンデモない野望を抱えていて欲しいし、それをボンドに「ふっふっふ、ボンド君」とか言いながら楽しげに語っていて欲しい。

・アバンタイトル
シリーズで最も有名なOPの1つ。美女と雪山の小屋でいい感じにしてたら、腕時計からMI6からの司令が届き、「ジェームズ、アイニージュー」「ソーダズイングランド」っていう粋な返しをしてスキーで移動するも、敵が追いかけてくる。最終的にユニオンジャックのパラシュートを開いて、テーマ曲の「Nobody Does It Better」が流れる。
か、完璧すぎる…。この一連の流れは何回観たか分からないです笑笑
このアバンタイトルがしっかり本編と関連してくるのも良いですね。

・キャロライン・マンロー
最高です。ヘリで追いかけ回されて、撃たれて殺されたいです。
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