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007/私を愛したスパイのEDDIEのレビュー・感想・評価

007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)
3.9
シリーズ随一のヒットを飛ばした記念すべき第10作目!
コメディ路線まっしぐらなロジャー・ムーアボンドの良さが光った逸品。
冒頭のスキーで追ってから逃げる壮絶なシークエンスは印象度マックス!そこからパラシュートで飛び出してからのオープニング。

今観ると合成感丸出しの滑り出しではあるものの、当時劇場でこれを観た人たちは驚きを隠せなかったのではないだろうか。
それぐらいTVでの配信再生でも迫力が伝わる。

バーバラ・バック演じるボンドガールのアニヤの魅力もさることながら、悪役のナオミを演じたキャロライン・マンローも魅力的でした。

しかし、それをも凌駕するインパクトを残したのがリチャード・キール演じる大男ジョーズでしょう。
一度見たら忘れられない容姿のインパクトはもちろん、キラリと光る銀歯、そして何度倒されても立ち上がるタフネス。
ボンドの前に何度も立ち塞がり邪魔をするわけですが、それでも復活してくるフランケンシュタイン状態。

アクションシーンも迫力満点な見どころが続きますが、個人的には潜水シーンが良かったですね。当時こんなシーンどうやって撮ったんだと目を疑いたくもなりますが、本当に楽しい作品の一つです。

〈キャスト〉
ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)
アニヤ・アマソワ(バーバラ・バック)
カール・ストロンバーグ(クルト・ユルゲンス)
ジョーズ(リチャード・キール)
M(バーナード・リー)
Q(デスモンド・リュウェリン)
マネーペニー(ロイス・マクスウェル)
ナオミ(キャロライン・マンロー)
ゴーゴル将軍(ソ連)(ウォルター・ゴテル)
カーター艦長(米海軍)(シェーン・リマー)
リパラス号艦長(シドニー・タフラー)
グレイ国防相(ジョフリー・キーン)
ハーグリーブズ海軍中将(ロバート・ブラウン)
ベンソン海軍大佐(ジョージ・ベイカー)
セルゲイ・バルソフ(マイケル・ビリントン)
ホセイン(エドワード・デ・ソウザ)
マックス・カルバ(ヴァーノン・ドブチェフ)
ファケシュ(ナディム・サワラ)
サンドア(ミルトン・リード)
フェリカ(オルガ・ビゼラ)

※2023年自宅鑑賞158本目
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