07〜08年代制作のOVA12話を2時間の映画に編集したもの。
アニメのデジタル化が進み3DCGの導入が進んだ時代でもある。
3Dで見たいロボットアニメで必ず名前が挙がったボトムズがついに映像化！と喜び勇んだが、正直その出来にはガッカリした。
こんなの見たかった3DCGのスコープドックじゃなーーーーい！
なんでしょう？このゲーム画面内のCGみたいな出来は？？？2Dとのキャラとのマッチングも上手くないし、何よりATの持つ鉄臭さみたいなモノが一切感じられない。
映像的にも魅力無かったのだが、正直話も盛り上がりに欠けたんだよな。
TVシリーズの前日譚で、レッドショルダーの創始者ペールゼンが、キリコら“異能生存体”の存在を提唱し、次の実験にに入るまでが語られる。
情報局のウォッカムが異能生存体に関するファイルを入手しペールゼンの手柄を横取りしようとしたが実は利用されていた、という展開は面白い。
終盤は盛り上がってくるが、序盤から中盤にかけてイマイチ話に乗れないのよね。
雪上戦とかは迫力あったし見所あるシーンも多々あった。やはり内容的にも70分くらいでコンパクトに見たかったな。
柳ジョージの曲は、ちょっと変わっててミスマッチだけど面白い。
