福井康之

パプリカの福井康之のレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
4.7
精神医療総合研究所で働く千葉敦子は天才研究員の時田が開発した夢を共有する装置"DCミニ"を使って、彼女のもう一つの人格"パプリカ"でサイコセラピーをおこなう

「DCミニ…これは夢の扉を開く、科学の鍵なの。」

警察官の粉川も研究所の所長である島の紹介でDCミニを使ったパプリカのサイコセラピーを受けはじめる

「最近、私の夢を見ていない。」

ある日、DCミニが研究所から奪われる事件が発生、深層心理の領域に他人が踏み込んでしまうことの危険性を危惧し、開発を凍結させようとする理事長

「深遠な夢の前にあっては、科学などゴミに等しいのかもしれん。」

時田の部下である氷室がDCミニを盗んだ犯人とみた千葉と時田はDCミニを取り戻すために動き出すのだが、発見した氷室は昏睡状態、その謎を突き止めるため単独行動に出た時田も真犯人の夢に浸食され昏睡状態となってしまう

「出動だね、パプリカの。」

映像も音楽もめちゃくちゃよかった。
福井康之

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