せい

パプリカのせいのレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
3.8
もし人の夢の中に入れたら—…。
寝ている人に話しかけると内容を操作できると言うし、機械こそ使わなくてもそう浮世離れした話ではないように思える。
サーカスを見てる、と思えばジャングルの中、と思えば今度は列車の中。一瞬で違う場面に移動したり突拍子のないシーンになるのが本当の夢を見ているみたいだった。
最後の一番規模の大きい夢のシーン、街を動物や無機物たちが行進したり、女子高生の頭が携帯になってたり、おじさん達が親指立てながら落ちて行くところが本当、”狂気”の一言。でも何度も見たくなる。いきなり大きな音量で鳴り始める音楽も最初こそ気味が悪いと思っていたがだんだん楽しくなってくるのだ。
やっぱり個人的には小山内と教授とか氷室の関係が気になる…。
原作がある?みたいなのでチェックしてみようと思う。
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