当時のアメリカとソ連の対立構造をまんま取り入れちゃった作品。ですがこれが非常に熱い中身で、シリーズの中でも1に次いでお気に入りです。
しかし主役はロッキーじゃなく、どうみてもドラコの方でしょ(笑)
これがデビュー作となるドルフ・ラングレンが、締まった肉体で機械のようなボクサーとして圧巻の迫力。
このロシアが生んだ科学の粋と対戦するのがアポロ。
壮絶なファイトの末に倒れるアポロ。
アポロとの友情のために再びリングへ。
勝負は極寒のロシア。完全アウェーで挑むロッキーと熱くなる要素は充分。
ジェイムズ・ブラウンやゴルバチョフのそっくりさんだとか、製作サイドの遊びも許せる範囲。
アメリカ万歳もロッキーなら許される存在だ。
サントラもドラマチックに盛り上げるが、ロッキーとアポロの友情に涙しました。
