「ロッキー」シリーズ4作目。今度公開される「4」の再編集版「ロッキーVSドラゴ」の為にここ数日未視聴だったロッキー作品見て来たので、これで一応の目標は達成したと言える。一応「5」と「ザ・ファイナル」も見るけどね。
リングの中でしか生きられないと悟るアポロの「ボクサーしての宿命」が背負う悲しさ、そしてアポロの仇を取るために戦いに挑むロッキーのカッコよさ。この作品もこれまでのロッキー作品と同様にアツい作品に仕上がってる。
今作の敵、ドラゴの最強っぷり。ロッキーの盟友アポロを赤子の手をひねるかのように打ち負かし死へと追いやる底知れぬパワー。正しく「打つ手なし」で絶望感が半端ないキャラクター。
ロッキー、ドラゴそれぞれの対照的なトレーニングシーンを余すところなく描写することで試合への緊張感と盛り上がりを増す事に繋がってくる。
試合自体は本当に手に汗握るシーン。これまでのロッキー作品の中でも一番興奮させられる。
ラストの「アメリカ最高!」でまとめ上げたのはちょっと冷めてしまったが前作の「3」よりは好きな作品。
後、使用される楽曲のクオリティが激高。どれもこれも見ていて気分を高揚させてくれる楽曲ばかり。「Burning Heart」「Hearts on Fire」などこれぞ1980年代の洋楽みたいな曲で最高。謎にジェームス・ブラウンも出てくる。