愛は静けさの中にのKaoruのレビュー・感想・評価

「Children of a Lesser God」どうしてこのタイトルなのか気になる。
映画の内容は、それに反抗するように、誰が"more"で誰が"less"なのかという概念を振り落とそうとする。手話って踊るようで美しい。
パーティーでのシーン、サラは耳の聞こえる人たちの中で問題なく馴染むが、ジェームズは耳の聞こえない人たちの中で取り残されてしまう。そのコントラストが印象的。
実はサラ役を演じたマーリー・マトリン自身も聴力がほとんど無い。
演技力が輝く。