Shirorin

われら女性のShirorinのレビュー・感想・評価

われら女性(1953年製作の映画)
3.9
イタリアの人気女優と新人女優らを主役に描いた5話のオムニバスの ”女性” の映画。


主演は実名で登場し、再現ドラマやモノローグやドキュメンタリー風で、素のままの顔を見せてるような作風なのが興味深い👍

1話目は、新人女優発掘オーディション風景。
スターを夢見てあんなに女性が大勢詰めかけるのね〜😵

2話目はアリダ・ヴァリ。一般人のパーティ🎉に女優さんが来たらああなるわね😓

3話目のバーグマン×夫ロベルト・ロッセリーニ監督。劇中のロベルティーノは、もしかして、ロベルトとの不倫中にできた実のお子さん❓

結局数年後には言葉の壁が原因で離婚したらしいので、隣家🏠のおばさんにイタリア語を注意されていたのは、ちょっとやるせ無い気持ちに…😞

本人は庭の手入れをしたり、鶏🐓追いかけ回したりして、飾らない一面を見ることができた😄

4話目は、イザ・ミランダ。女優であるが故に結婚や子供を諦めた彼女が最後にシミジミ感じる孤独感😞
私はこれがストーリーとして1番見応えあった。

5話目のトリを飾るのは、アンナ・マニャーニxヴィスコンティ監督。タクシー運転手🚕と揉めた話で、彼女の性格がよく伝わるエピソードで面白かった🤣

華やかな女優✨である前に、ひとりの女性であるところを垣間見てるような作品。

女優の素顔を知りたい方にオススメ。
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