KnightsofOdessa

悪魔の往く町のKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

悪魔の往く町(1947年製作の映画)
3.5
["吊るされた男だ、注意しろ"] 70点

ギレルモ・デル・トロ『ナイトメア・アリー』が150分もあることを知って躊躇しているので40分短いこちらから。詐欺師なので、一応スピリチュアルなんてないっすよ~という立場のはずだが、"多分お母さん死んでるよね"と当てちゃったり、ジーナのタロットカードが当たりまくったり、しっかりとスピリチュアル要素が物語を引っ張ってるのが面白い。序盤のサーカスのくだりが結構ちんたらしてて退屈だったが、終盤の追い上げが凄い。私にはサイレンの音聴こえてるんだが~となった。女性陣は三者三様の"運命の女"感があり、それぞれがそれぞれの方向で強いので、全く性格も身分も特に変わらず最後まで行っちゃうのが良い。乱高下してるの主人公だけやん。

ヘレン・ウォーカー、女学校の校長みたいな威厳あるけど今の私と年齢変わらんな。
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