Boss2054

ロイ・ビーンのBoss2054のレビュー・感想・評価

ロイ・ビーン(1972年製作の映画)
4.8
ジョン・ヒューストン版
「明日に向かって撃て!」の趣き。
1972年の作品だから
アメリカン・ニューシネマの波に乗ったのだろうか?
ジョン・ミリアスの脚本は骨太だけれど、
一筋縄では行かない複雑なストーリーを展開する。

ポール・ニューマン演じる無法者ロイ・ビーンが勝手に判事を名乗って
自らの正義を基準に成り上がって行く物語。
法と正義についてのお話なンだと思う。
やがて、ビーンは、その法に報復されるのだが、

最初、時代がロイ・ビーンを追いかけて行くが、
やがて、時代と並走し、
遂には、時代に置き去りにされてしまう
ロイ・ビーンが哀しい。
が、そこで終わらないのがこの映画の良いところ❣️
クライマックスで時代を象徴する弁護士チームとロイ・ビーン一家の一騎討ちに至る⁉︎
ココが素晴らしい❣️
ワクワクドキドキである。

ロイ・ビーンを演じるポール・ニューマンは意図的にオーバーアクトなのだと思うが、
この無法者からの成り上がり者を嬉々として演じているのが良く分かる❣️

ラストもオシャレ❣️
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    映画大好き演劇人です。 初めて観た作品は、父に連れられて観た、大怪獣バラン、です。 基本的にその作品を観てどんなコトを思ったか的な感想を書いていこうと思ってます。 さらにクリエイターさんの気持ちも分…

    映画大好き演劇人です。 初めて観た作品は、父に連れられて観た、大怪獣バラン、です。 基本的にその作品を観てどんなコトを思ったか的な感想を書いていこうと思ってます。 さらにクリエイターさんの気持ちも分かるので、あまり低評価はしないようにしようと思っていますが…。