平岡

裸のランチの平岡のレビュー・感想・評価

裸のランチ(1991年製作の映画)
3.8
バロウズの自伝的な物語を軸に、虚実入り混じる内容。
ドラッグによるトリップ体験はお得意のグロテスクなクリーチャーが登場するものの、大半は淡々と寒々しく、薬物を使用する描写も極めて冷淡。まるで煙草やコーヒーを嗜むような様子なのが興味深かったです。
サイケデリックな内容を期待して鑑賞したのですが、ジャンキーの孤独がひしひしと伝わり重く物悲しい気持ちになりました。
平岡

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