ヴァルーン

黄金のヴァルーンのレビュー・感想・評価

黄金(1948年製作の映画)
3.8
職を失い、一攫千金を夢見るドブスは、ある老人からシエラマドレ山に金脈があると聞いてその老人ともう1人意気投合した男と向かう。無事に沢山の金を獲得した3人だが、裏切り者の警戒で陰湿なムードが漂う。って話。

いつの時代もマインクラフトで夢を掴もうとする男たちはいるもんだなあ。 令和はバーチャルのMinecraftですけど。

人生が変わるほどのお宝を手に入れたあとの振る舞いでその人が分かりますね。
ハワードの生き方ができる人になりたい… 他人にロバごと一旦預けるのは流石に純真すぎるし、ラストの笑い飛ばして終わりってとこも全てを包み込む人柄なのがムンムン。

そのハワード役のおじいちゃんは監督の父なんですね。 なんという親子合作。

後の本作の評価的にもこの映画こそがジョン・ヒューストンの保有する黄金という結果に。