Anna

ドゥ・ザ・ライト・シングのAnnaのネタバレレビュー・内容・結末

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

うーん、複雑。人種差別について考える機会をくれるいい映画だと思う。
正直なんか清々しい感じで終わったの全然納得いってない

この騒動で責任を問われるべきは黒人の青年を殺した警察官ではないのか?故意であったかどうかが争点にはなるだろうけど。それに対して抗議するのは真っ当なことだろう。

燃えているお店を見るのは辛かった。イタリア人の家族は悪くないと思う。自分たちのアイデンティティ誇って何が悪いの?(黒人がマジョリティだからって関係ないはず。)お父さんは黒人を悪く言ったりしてなかったのに。お店の中で勝手に爆音の音楽かけるのは人種とか関係なく普通に迷惑でしょ。
ゴミ箱投げ入れた主人公の言動は理解しがたい。働かせてもらってたんでしょ?最後は給料までしっかり回収してたし。黒人かぶれの写真売ってた白人は何がしたいの?みんなに長年愛されてきたピザ屋さんだったのに、手のひら返しで散々荒らした挙句火までつけるなんて。そんなこと繰り返してるから憎しみが憎しみを生んで何も変わらない。「暴力による復讐は結局自身を破壊するだけ」

ただ黒人と白人(ラテン系も)だけでなくてアジア人も映画に含めていた点は評価したい
Anna

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