劇中「LOVE」「HATE」リングの話が出てくるけど、映画内でも現実でもその通りにはいかないのが何とも。
あるクッソ暑い日、ちょっとした喧嘩がとんでもない事態を引き起こしてしまう様を描いている。そこまでのガヤガヤとしたパワフルなやり取りと悲劇のインパクトもさることながら、30年以上前の映画なのにその顛末がまさに今起こっている出来事そのまま過ぎる。これは映画の先見性が凄いのか、それとも現実がちっとも変っていないからなのか。スタッフロールの最後に出てくるタイトルの重さがキツイ。
ただ個人的にはレストランで持ち込んだプレーヤーから大音量で音楽を垂れ流すのは勘弁してほしい。