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おと・な・りのcalanqueのネタバレレビュー・内容・結末

おと・な・り(2009年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

全体の雰囲気は良い(今風に言うとエモい)のに、惜しい部分が多くて今ひとつだったな…。

隣の部屋の音がまるっきり筒抜けになる位のボロ…古めかしいアパート。騒音トラブルではなくラブに発展するのは美男美女だからか…。

七緒の同僚の恋バナエピソードは不要だし、岡田(義徳)をあんなクズキャラにしたのもなぁ…。麻生久美子が買い物にきたら一目惚れしちゃうのも分かるし、ここは普通の恋愛エピソードで良かったのでは。

あと、ラブストーリーに発展するまでちょっと勿体付け過ぎな気がした。二人が実は同級生ってオチは別にいいんだけど、せっかく謝恩会で再会したのに何も無いのは…。二人は行きつけの珈琲店も同じだし、そのあたりの設定ももっと上手く活かせばいいのにな、と思った。

「風をあつめて」は本当に色々なところで使われてますね。

エンドロールで流れる会話は自然体で、ほっこりするなぁと思って観てたら「エグゼクティブプロデューサー 藤島ジュリーK」の文字が…。思わぬところで強烈なジャニーズ色を感じて、ちょっとだけ醒めました…
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