Ichitakagami

斬るのIchitakagamiのレビュー・感想・評価

斬る(1962年製作の映画)
3.5
ところどころ、新藤脚本の味もちりばめつつ、スタイリッシュに、哀しく、儚く物語は進みます。が、それだけ。作品全体のキーとなっている「出生の秘密」の回収方法も唐突。期待はずれかなぁと感じつつも、最後まで観てしまい、終わってみたら雷蔵にぞっこん。まんまと、「雷蔵マジック」「三隅マジック」にハメられてしまう一作です。
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