斬るの作品情報・感想・評価・動画配信

「斬る」に投稿された感想・評価

Relax

Relaxの感想・評価

3.5
ふすまを開けまくって城を彷徨うところが妙に長いのが、良かった
Jaya

Jayaの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

話としては、前半はかなり駆け足気味、というより相当はしょっているので、ぽかーんとしてしまうところもありましたが、後半はなかなかに見応えがありました。
田所姉弟の役回りは今一つ付いていけないところがありましたが。最後も梅の枝で突き殺すとは流石に無理があるかと…。画は美しいんですが。

殺陣もなかなかに良く、何より三弦の構えがカッコいい…。そして疑似夜景の中で佇む雷蔵がなんとも美しい。

終盤信吾は松平という頼るべき主人を得るわけてすが、この松平が好好爺というよりも、何となく腹に一物ありそうに見えてしまい、少し気持ちが入っていきませんでした。
さておき、危険を承知で武田邸へ乗り込んだのち、案の定松平は殺され、それを静寂の中、「殿!」と探し回る信吾の姿は撮り方も含めて痺れました。
信吾の心象も現したカットだったのでしょうか。

71分、かなり短く詰め込まれていますが、時間以上に見応えがありました。
D

Dの感想・評価

-
一言レビュー!
 
三隅研次が、勝進の座頭市で
はウェットに描いたのに対し
、「剣3部作」の1作目では、
ドライに美剣士の悲劇の運命
を描いた。

柴田錬三郎の原作「裁かれる
越前守」を新藤兼人が脚色し
た剣客もの。

色気、狂気、不条理が印象的
で、無常さが残る。

個人的には岡本喜八の「斬る」
の方が好き!



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OPの緊張感とか決闘の場のロケーションとか流麗なカメラワークとか打ち首からそれを想起させるイメージを引き継ぐ形で灯る松明の炎とか前衛的な音楽とか、いちいち全部が格好良いし美しいし、めちゃくちゃ痺れるんだけど、真っ二つになった人の中身が真っ白(たぶん発泡スチロール)だったり殿を探して城内で迷子になったり城内に誰も居なさ過ぎたり走馬灯が血がつたう白い胸元だったりするのは普通に笑っちゃう。
ヒチ

ヒチの感想・評価

4.0
面白すぎる!単純な物語が無駄を削ぎ落とした編集と的確なカメラワークで見せ場の連続のような物語に変貌。キレッキレな冒頭の暗殺・処刑シーンと終盤の襖をいくつも開けるシーンが特に好き。
好き。
最初の藤村志保さんのアップがスッと逆光になるところ。
短くまとまってていい。



訳わからん箇所があるが、柴田錬三郎の原作を読めば少しは納得できるのかなあ。
おかん曰く「お茶のお手前が綺麗すぎて台詞が入ってこないレベル」。肝心なところで斬らせてもらえないことだけがずっと続いていく。
tsui

tsuiの感想・評価

3.6
話はさておき殺陣が美しい。斬首シーンの夕焼けバックにした刀が印象的。冒頭に人を殺す映画はだいたい印象に残る。しかし邪剣とはいったい何だったのか。
am

amの感想・評価

3.6
「国の為、お部屋様のお命 申し受けまする。」

\\\\ズギャァァ-------ン////

『 斬 る 』

この壮絶なオープニング…!!
襖から藤村志保の横顔がスッと現れる瞬間が美しい。この地味顔がまた良いんだよね。
背景を知った後で見返すと、斬首される前に微かに微笑む藤子の表情が切ない。

この冒頭シーンで期待値が上がりすぎてしまったせいか、要所要所は楽しめたものの全体的に尻すぼみ感が否めなかった。

構えだけで相手を怯ませ降参させてしまう「三絃の構え」は厨ニ心が擽られて良いんだけど、本人が「旅行中になんとなく思いついただけです☺️」って言っちゃうくらい何の裏話もなく、強さの秘訣が「なんとなく」だけで片付けられてしまうのが物足りなかった。
それよりも、冒頭の女同士の必死の攻防戦や身を呈して弟を守ろうとする姉の鬼気迫る表情の方が印象深い。
ただ、お姉さんの全裸を頑なに映さない不自然さは何だかなぁ。。
女優の都合なのか何なのか知らないけど、あの決死の行動の意味合い的に意地でも全身を見せるべきだと思うけど。


襖を開けても開けてもがらんどうの畳部屋が続いている屋敷を迷路のように撮る場面はクラクラするようなカメラワークが印象的だった。



河原の決闘でカメラが引いていくと斬られた相手が真っ二つにパカッとなるのはエエェェwwwwってなったし、
いよいよこれからクライマックスのラストバトルかな…?!と思ったらそのまま終わっちゃったからエエェ………(脱力)ってなった。
そして皆言ってるけど渚まゆみさんの棒読み具合………。
シリアス時代劇はどう観たらよいのか正直わからぬ。人を斬ることに特化して作られた刃物を常に携えた人たちが市中をウロウロしているなど、考えたら何とも恐ろしい時代なのである。そんな時代の死生観がコロナ怖いの手前などにわかるはずもなく。されどこのような死生観が今のこの国に全く生きてないとは言い切れないのも何だかなー、なのである。不明ゆえ、これにて御免仕るのである。

追伸。雷蔵さんはたいへん好ましい男の子である。

(2回目)音楽が円谷プロの怪獣ものみたいでやっぱり何かヘン。それと、身籠らせる、という使役動詞の使い方はやはりどうにも引っ掛かる。
 前に小さい川が流れる小諸の武家の佇まい、部屋からの庭の眺め、襖を開けても開けても部屋が続く水戸の広大な屋敷の造り、茶室のしつらえなど、侘びた風雅さを覚える場面多々あり。

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