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ワーロックのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

ワーロック(1959年製作の映画)
3.5
エドワード・ドミトリクがオークレイ・ホールの同名小説にもとづいて製作・監督した西部劇。
原題:Warlock (1959)

1881年。ユタ州の田舎町ワーロック。
サンパブロ牧場のならず者マキューン(トム・ドレイク)の一味が町にやって来ては、無法の限りを尽くしていた。
住民たちは、たまりかねて自衛のため集会を開き、判事(ウォーレス・フォード)やジェシー(ドロレス・マイケルズ)ら少数の反対者はいたが、腕利きのガンマンで請負保安官のクレイ(ヘンリー・フォンダ)を雇うことにする。
クレイと、彼にいつも付き添っている悪名高い賭博師モーガン(アンソニー・クイン)は、拳銃にものを言わせ、マキューンらサンパブロ牧場の連中を、一旦は町から追い払う。
ただ一人、ジョニー・ギャノン(リチャード・ウィドマーク)だけはサンパブロ牧場に戻らず、郡保安官補として働き始め、次第に住民たちの信頼を集めていく。
そんな中、町を追放されたサンパブロ牧場のビリー(ジョニーの弟)たちが、雇われ保安官クレイと郡保安官補ジョニーの前に再び現れる…。

「俺は法の番人だ。法を守る」

法により治めようとする郡保安官補リチャード・ウィドマーク、
拳銃で治めようとする雇われ保安官ヘンリー・フォンダ、
ヘンリー・フォンダに用心棒のように付き添い、殺しが身に付いているアンソニー・クイン、
この主役三人がそれぞれ対決するクライマックス。
町の厄介者になったヘンリー・フォンダが黄金銃をさげて登場、最後に場をさらいます。
なお、リチャード・ウィドマークのお相手は、ヘンリー・フォンダに夫を殺され復讐のためワーロックにやってきたリリー役のドロシー・マローン。
ヘンリー・フォンダのお相手は、雇い入れに反対していたドロレス・マイケルズ。
二つの恋愛の行方も見てのお楽しみ。
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