パットン

トーク・トゥ・ハーのパットンのネタバレレビュー・内容・結末

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

2021/1/4
映画そのものの撮り方というかタッチというかセンスみたいなものは自分の好みにマッチしていて好きな部類。
ただしストーリーはちょっとあかんやろうって話。
植物人間と化した若いバレリーナの世話を献身的に行う男性の看護師。
女性闘牛士に一目ぼれして取材を理由に近づき恋人同士になってまもなく、闘牛にぼこぼこにされて植物人間と化した男性記者が植物人間つながりで友達になるが、ある日介護士が彼女をレイプして妊娠させたことが発覚し、介護士は刑務所に。
実は、彼は植物人間となった彼女のストーカーであり、その前の10年以上は母親の介護をずっとしていた、という変わり者。ただ、介護の実績を彼女の父に認められて専属になっていた、という事実。
一方の記者は闘牛事故の直前、元カレとよりを戻した事実を知り絶望する。そして介護士の面会に頻繁に行き、話をして、介護士の住んでいた家に住むことに。
その家からは、バレエ教室が見下ろせるのだが、意識を取り戻した植物人間の彼女を発見する。
ただ、介護士は一生監獄から出る事はできないことになる。
雰囲気だけの作品で、これを見て一体何を感じろというのか全くわからない作品であった。